2017年12月8日、トヨタ自動車は「米国・デトロイトで2018年1月14日(日)~1月28日(日)に開催される2018年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で、クロスオーバーのコンセプトカー“Lexus LF-1 Limitless”を出展します」と発表しました。
以下、速報をお伝えします。
文:ベストカーWeb編集部 写真:LEXUS
■車名に「LF」と付いているからには……
レクサスから公式に発表された情報は、
・Lexus LF-1 Limitlessは、米国・南カリフォルニアに拠点を置くCALTY DESIGN RESEARCH, INC.がデザインを担当。新しいラグジュアリーの方向性を表現したフラッグシップ・クロスオーバーです。
・今回出展するコンセプトカーは、2018年1月14日(日)~16日(火)のデトロイトモーターショー・プレスデー期間中に開催する、LEXUSのプレスカンファレンスにて世界初公開します。
上記2点のみ。
しかし車名に「LF」、そのうえで「Limitless」と付くからには、高性能SUVであることは間違いなさそう。
くしくも先日、ランボルギーニ社が最高級スポーツSUV「ウルス」(約2500万円)を発表したばかり。2018年初頭にはロールスロイスも同ブランド初のクロスオーバーSUVを発表予定。その潮流にレクサスも参戦するということか。
現状、レクサスの最高級SUVはランクル200をベースにしたLX570(車両本体価格は1100万円)。
しかし世界を見回すと、上述のランボルギーニウルスを筆頭に、ポルシェカイエンターボS(2273万円)やBMW X5M(1645万円)、ベントレーベンティガ(2739万円)、レンジローバーSVオートバイグラフィLWB(2944万円)と、まさに「スーパーSUV」というべき超高級クロカンがズラリとならぶ。
そこに「レクサスが本気で作ればこれくらいできる」というクロスオーバーSUVのコンセプトカーを出品して市場の反応を見て、市販化に乗り出す可能性は充分ある。
「いわゆるLFAのSUV版」ということであれば話は早い。LFAは2009年10月正式公開(発表)し、世界限定500台で販売、車両本体価格は3750万円だった。
エンジンはヤマハ製の4.8L、V10、560ps/48.9kgm、これがアイシン製6速ASGと組み合わされる。このパワートレインがブラッシュアップされて搭載される……と期待していいのだろうか。
現時点では短いプレスリリースとリアビューのティザー画像がワンカット公開されたのみだが、ショーの主役の1台となることは間違いないだろう。
コメント
コメントの使い方