ガソリンが安い!! 燃料超高騰時代にコストコGSが150円台/Lと驚きの安さと理由

ガソリンが安い!! 燃料超高騰時代にコストコGSが150円台/Lと驚きの安さと理由

 2022年3月16日に資源エネルギー庁が発表した、3月14日時点のレギュラーガソリン1Lの全国小売価格は、前週と比べて60銭上り、ついに175円を超えて175円20銭となった。これで今年1月11日から10週連続の値上げとなっている。

 すでに、政府→ガソリン元売り会社への補助金も上限である1Lあたり25円に達しており、地域によっては政府が推奨する172円を下回ることすら難しい状況だ。

 このような状況においてレギュラーガソリン1Lあたり150円台で販売するガソリンスタンドがある。会員制大型スーパー、コストコホールセール・ジャパン株式会社(以下、コストコ)が展開するガスステーションだ。

文/加藤久美子
写真/加藤博人

【画像ギャラリー】裏技…でもなんでもなく、「ガソリンを入れに来るなら買い物もするでしょ」という狙いだった…なるほどこれはうまい……(14枚)画像ギャラリー

■全国平均より1Lあたり20円安い…

 コストコは現在日本国内に30店舗があるが、そのうちガスステーションを併設しているのは19か所。そのほとんどがレギュラー150円台(153円~158円)、ハイオク160円台、軽油120円台となっている。

 ちなみに筆者が3月14日に木更津倉庫店を訪れた際は、レギュラー156円だったのだが、先ほど確認したところ、なんと154円に値下げされていた! また記事の最後に最新価格を記しているので参考にして欲しい。

2022年3月14日木更津倉庫店の価格。その後、18日には154円/Lに値下げされた
2022年3月14日木更津倉庫店の価格。その後、18日には154円/Lに値下げされた

 と、ここで少しコストコをご存知ない方のために説明しておく。

 日本におけるコストコの歴史は、第1号店がオープンした1999年4月に始まる。国内1号店は久山倉庫店(福岡県)だった。当初は年会費を支払うスタイルの外資系スーパーなんて日本には根付かない…などとも言われていたが、予想は見事に外れ、同時期に日本上陸を果たしたウォルマート(アメリカ)、カルフール(フランス)などの外資スーパーが次々と撤退するなか、コストコだけが生き残り、現在は全国に30倉庫店を展開している。全国各地から出店要請が届き誘致合戦が繰り広げられている状況だ。

 アメリカ大好きな筆者はコストコ会員歴20年超で、2001年に幕張倉庫店(2000年12月オープン)で会員になった。日本国内でこれまで訪れたコストコは10店舗以上、アメリカやカナダなど海外のコストコにも6~7カ所は訪れている。1枚の会員証で全世界のコストコで買い物が可能だ。

 コストコの凄いところは、値段が安いことはもちろん、商品に満足できなければ全額返金されるシステムを導入していること。食べかけの食品でも使いかけのカー用品でもOK。賞味期限や使用期限内にまずは電話連絡をして、後日店舗を訪れて返金される。

 会員証にすべての購入歴が記録されているからレシートも不要だ。「食べてみたけど口に合わなかった」、「使ってみたけどいまいち効果がない」、「うちに持って帰ったけど大きすぎた」、「デザインが気に入らない」等の理由でももちろんOK。海外で買ったものでも対応してくれる。筆者は海外のコストコで買ったスーツケースを日本で返品&返金してもらったこともある。ただし、白物家電やパソコン、カメラなどの高額商品については理由を問わない返品は90日以内となっている。

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