お盆といえば「渋滞」。渋滞になるとイライラすることはいつも以上に増えてくる。ハンドルを握るとイライラして感情を抑えきれなくなってしまう、過去に何度もあおり運転らしきものをしてしまってことがある。そんな人にとってお盆渋滞はあおり運転の加害者になる危険度マックスのシチュエーションだ。
とにかくあおり運転も厳罰化された今、自分の感情がどうしても抑えられないというのは死活問題。人生を棒に振るなんてことにもなりかねない。そこで、今回は即効性のあるイライラ解消法を紹介。頭に血が上りそうになったら、ぜひ試してみてほしい。
文/室井 圭、写真/写真AC、イラストAC
【画像ギャラリー】心がスッと落ち着く! イライラしたら試してみよう(8枚)画像ギャラリー肩を上げ下げするだけでイライラがスッと収まる
強いストレスや怒りを感じると筋肉がこわばり、心の緊張が悪化して、イライラがさらに悪化する。そこで試してみてほしいのが「体の力を抜く」こと。とても簡単なことだが効果は抜群。
両肩をグッと上に上げてストンと落とすだけで肩まわりの力が抜けて、心身の緊張がやわらぐ。日頃からイライラしやすいという人は、渋滞にハマっている時、信号で止まった時に定期的に行おう。
イライラしたら試してみよう!
1.背筋を伸ばす
2.息を吸いながら、両肩を耳にくっつけるようなイメージでゆっくり上げる
3.両肩を上げきったら、息を吐きながら両肩をストンと下ろす
深呼吸をして数を数える
強引に割り込まれたりして、カーッとしたら怒鳴ったり、クラクションを鳴らす前にやってほしいのが深呼吸。
実は、人間の怒りは6秒しか持続しないことが医学的にわかっている。どんなに直情型の人でも、6秒経つと怒りの感情はやわらぎ、冷静になれるものなのだ。
逆に、瞬時に怒鳴ったりすると怒りが増長されてしまう。怒鳴り声や激しいクラクションの音などを脳に聞かせてしまうと脳はさらに興奮して、感情のたかぶりが抑えられなくなってしまうのだ。
そこで、お薦めしたいのが、深呼吸をしながら「1」「2」「3」と、ゆっくり6までカウントしていくこと。深呼吸自体にも脳を落ち着かせる効果があるため、Wの効果で怒りの感情がスッと和らいでいく。これなら運転中でも行えるはずだ。この有効性は医学的にも証明されているので、渋滞中だけではなく、日常生活のなかでイラッとすることがあった時にも試してほしい。
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