イラッとした瞬間、好きな歌を歌う
イラッとしたらすかさず好きな歌を歌う。歌を歌うと、脳から「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンなどの物質が分泌されるのだ。そのため、イライラしやすい人は渋滞中に限らず、好きな歌を口ずさみながら運転をするのがお薦めだ。また、歌を歌って顔の筋肉を動かすと脳が刺激されるため、眠気防止にもつながる。
好きなラジオなどを聞きながら大声で笑ったり、同乗者と楽しく会話をするというのもイライラ防止には効果的だ。
ただし、ダンスミュージックのようなアップビートの曲は心拍数を上げて、神経をたかぶらせるため逆効果となってしまう。
グレープフルーツの香りを嗅ぐ
香りは感情や本能を司る「大脳辺縁系」という部分にダイレクトに働きかけるため、良い香りを嗅ぐことは想像以上に心を落ち着かせる即効性がある。
特にイライラを鎮める効果が高いのがグレープフルーツの香り。芳香剤でもいいのでグレープフルーツの香りを車内に漂わせておくというのもあり。また、グレープフルーツの他に、レモンなどの柑橘系、ラベンダーの香りもお薦めだ。
イライラ解消の即効ツボを押す
ツボ押しはイライラ鎮静効果抜群。ハンドルを握ったままでもできるツボ押しなので、イラッとしたら気持ちがいい程度の強さで押してみよう。
■ツボ押しポイント1「合谷(ごうこく)」
合谷は、親指の骨と人さし指の骨が交わるところにあるツボ。激しい怒りを鎮める即効ツボとして知られている。息を吐きながら5秒かけて押して、3秒止めて、息を吸いながら離す。これを左右交互に繰り返してみよう。
■ツボ押しポイント2「百会(ひゃくえ)」
頭のてっぺん、耳と耳を結んだ延長線上にある「リラックスのツボ」と呼ばれるツボ。合谷と同様の要領で、息を吐きながら5秒かけて押して、3秒止めて、息を吸いながら離す。頭にはイライラを鎮めるツボが他にも存在するため、信号や渋滞で停車している時に定期的に頭全体を揉みほぐすのも効果的だ。
迷惑ドライバーをちょい上から目線で見る
世の中にはさまざまな人がいて、運転が下手な人もいるし、注意散漫な人もいると考え、もし危険な割り込みなどをされたらちょい上から目線で「あいつ運転下手だな~」「そんなに車線変更しても到着時間は変わらないのに。無駄なことしている奴」などと思ってしまえばいい。すると心にゆとりが持て、ちょっとやそっとのことではイライラしなくなってくる。
そもそもイライラする原因は、迷惑ドライバーと同じ目線でいるから。自分の運転技術を過信することは危険だが、心の平穏を保つうえでは、若干の「上から目線」でいることはとても効果的なのだ。
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