新型フェアレディZが早くも中古車市場にごく少数ながら出てきているようで、1000万円以上のプライスタグをつけているのだとか。新型フェアレディZの価格帯は標準の524万1500円~バージョンSTの696万6300円だから、完全に上乗せされた価格で取り引きされている。そこで、その最新情報についてすでに新型Zをオーダーしている国沢光宏氏に探ってもらった。
本文/国沢光宏、写真/日産、国沢光宏、ベストカー編集部
【画像ギャラリー】新車を上回る1848万円で新型フェアレディZが出回っている!? 新型Z狂騒曲まだ続く?(29枚)画像ギャラリー■最大の謎がそもそもの納期!?
オーダー開始直後から始まった新型フェアレディZ狂想曲はその後どうなっているのか? 調べてみると、現時点じゃ「幻のクルマ」と言っていいくらい情報が少なかったりする。
以下、新型Zを巡る情報(確認できないため正確な日本語だとウワサですね)を並べておく。評論家としちゃ心苦しいけれど、基本的にすべて「状況証拠」くらいに思っていただきたい。
まず気になる納期。これが最大の謎だったりする。ディーラー情報についちゃまったくアテにならないからだ。オーダーした人なら「ウチでは10台目です」みたいなことを教えてくれるのだけれど、1台も納車していないケースが大半だから、ディーラー側もそこから推測することなど不可能。
それ以前の問題として、ネットで検索したって納車された新型Zは2~3台しかヒットせず。
■すでにパーキングロックでリコールが!
となると気になるのが生産台数。実は新型Z、早くもリコールを出している。新型用に開発された9速ATのパーキングロックです。ギアの噛み合いが不完全なこともあるらしく、Pレンジなのに動き出すという内容。
リコールだから対象台数も発表されるのだけれど、6月30日~8月26日までの約2カ月間で、わずか165台! そして生産再開は9月30日だった可能性大。
したがって生産された新型ZのAT車は165台しかなく、大半が未納車の状態だと思われる。以下推測だけれど、新型ZのAT車ってこの原稿を書いている10月8日時点では一般ユーザーの手元にないハズ。
AT車のリコール台数から予想するなら、AT車とマニュアル車の生産比率を半々と仮定して月産200台以下。新型Zの生産台数は年間でも2400台以下ということになります。
日産が何台受注しているのか、正式には発表していないため不明確ながら、生産開始からの実績からすると受注1万台で4年ということ。さまざまな情報から推測した受注台数は2万台を超えている。
一部でウワサされている「納車まで7年くらいかかりそうだ」というのも現在の生産規模から考えればハズレていないように思う。7年とすると種々の規制による絶版時期。新型Zの受注再開はない可能性もある。
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