新型プリウスが堂々たる発表となった。圧巻のスタイリングで登場したプリウスだが取材現場ではボディサイズ、グレードなどの発表は一切なかった。しかし展示されている車両を取材すると見えてきたグレードの差があった!!
いったいどうなってるよー!! ということで各グレードの違いを徹底分析していきます。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】タイヤは違うけどホイールは同じ!? 新型プリウスのこだわりが凄いぞ(5枚)画像ギャラリー■1.8Lと2Lハイブリッドのグレード展開は?
今回の新型プリウスの発表会ではボディサイズやグレードについての言及はなかった。しかし展示された4台のプリウスを事細かにみるとグレードの差が判明した。
まず赤いプリウスは4WDモデルの「e FOUR」。ハイブリッドモデルについては1.8Lと2Lともに4WDモデルが用意される。今回の赤いモデルの排気量は不明だがタイヤは195/50R19の横浜ゴムブルーアースGTが装着されていた。リアにフォグランプらしきスペースも。
そして新色「アッシュ」のプリウスはFFモデルでタイヤがブリヂストンのエコピアEP510。もう一台の青いプリウスについてもFFモデルだがタイヤは前出のブルーアースGTで、内装もアッシュに比べると簡素。
タイヤの差はあるもののホイールデザインやインチ数も同じで非常に判別が難しいのだが、パワーシートやホイールアーチの加飾を備えるアッシュのプリウスは上級グレードだろう。
■PHEVはFFモデルのみ設定
発表会でひときわ目立った「マスタード」と呼ばれるイエローのプリウスだがこちらはPHEV。PHEVモデルはFFのみの設定と関係者が明言した。50プリウスのようにPHEVと通常ハイブリッドモデルで外観に大きな差はないものの、ルーフにソーラーパネルを採用。
さらにバッテリーのみの走行距離を従来型の50%以上向上させるなど、EVをメインとした走行が可能になっている。0-100km/h加速は6.7秒ともはやスポーツカー並の走行性能もPHVモデルを選ぶ積極的な理由になりそうだ。
ボディサイズについては公表はなかったが、関係者への取材によると全高は50mmダウンという答えがあった。ロー&ワイドな印象は通常モデルも同様で新型プリウスは単なる「燃費のいいクルマ」から脱却し、「プリウスだから選ぶ」というブランドへと成長を遂げたといえる。
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