※配信会社から提供された企業や団体等のプレスリリースを原文のまま掲載しており、ベストカーWebが取材・執筆した記事ではありません。
お問い合わせは、各情報配信元にお願いいたします。

ハッチ・ワークとＥＮＥＯＳがEV充電サービス付き月極駐車場の運営実証を開始

配信元：PRTIMES

2023年3月9日 / EVニュースコメントする

概要

　日本政府は2050年のカーボンニュートラル（脱炭素）を掲げ、2035年に「ガソリン車新車販売禁止」を目標にしています。それに伴い、現在電気自動車（以下「EV」）を含めた電動車の普及率促進に注目が集まっており、国内メーカーも軽自動車を含めた新型EVの発売が相次いでいます。

　日常のEV充電は、車両を使用しない夜間などに行われる「基礎充電」（自宅や事務所の駐車場など自動車の保管場所での充電）が大半を占めています。よって、自宅に駐車場があり、かつEV充電設備を設置できる場合を除き、EVを購入することが困難な状況があります。

　ハッチ・ワークは、中国、EU、米国などのEV先進国に比べて、日本のＥＶ普及が遅れている理由の一つに、月極駐車場におけるEV充電設備の整備の遅れが挙げられると考えています。また、その要因が、「EV充電設備に対しての採算性が確立されていないために、月極駐車場の所有者が設置しにくい状況であること」と判断しました。

　そこでハッチ・ワークはＥＮＥＯＳと協業のうえ、ハッチ・ワークが開発・提供する月極駐車場オンライン管理システム「アットパーキングクラウド」を導入した、グランドプリンスホテル新高輪　国際館パミールの月極駐車場にて、EV充電サービス付き月極駐車場の運営実証を開始し、今後「アットパーキングクラウド」を導入する不動産会社（以下「導入企業」）が、EV充電サービス付き月極駐車場によって、さらなる空車改善や収益向上を実現するための、需要や実態の調査、適性価格の検証などを行います。

　ハッチ・ワークは、この実証実験を通じて集積したノウハウを、導入企業に提供することで、EV充電サービス付き月極駐車場の全国普及を推進します。

EV充電サービス付き月極駐車場の様子

募集看板のデザイン

EV充電サービス付き月極駐車場の実証実験の内容

（１）EV充電サービス付き月極駐車場の需要調査
（２）EV充電サービスの有無による駐車場料金の適正値検証
（３）基礎充電需要の実態調査

アットパーキングクラウドについて

「アットパーキングクラウド」は、月極駐車場契約・管理業務に要する時間を最大95%（※1）削減し、圧倒的な集客力で稼働率を向上させる不動産会社向けの月極駐車場オンライン管理システムです。

　現地看板で募集することが一般的な月極駐車場の集客を、月極駐車場検索サイト「アットパーキング」や大手住宅情報サイトに掲載することで、反響を増やし稼働率を大幅にアップします。また、オンライン契約システムや空き待ち予約サービスで業務を自動化し、同時にユーザーの利便性を向上。さらに100％立替払いの滞納保証サービスで滞納督促の業務がなくなり、電話問い合わせの代行も可能なトータルソリューションです。

　月極駐車場のDXを推進するサービスとして全国で導入が進み、「オンライン契約可能駐車場数」「オンライン契約者数」「累計空き待ち予約利用者数」で国内最多（※2）を達成しました。

※1　管理台数1000台、毎月20台が入れ替わる仮定での当社のシミュレーション
※2　日本マーケティングリサーチ機構による駐車場管理システム分野での実績調査（2021年7月時点）