トヨタのヤリス(ハイブリッド)とアクアの2台。どちらも一定の人気を得ているが、よくよく考えてみると「色々と似てね……?」ということに気づく。実際、ボディサイズもそっくりでプラットフォームもエンジンも同じ2台。そんな2台で異なる部分とどんな人におススメかご紹介!!
※本稿は2023年2月のものです
文/斎藤聡、写真/ベストカー編集部、トヨタ
初出:『ベストカー』2023年3月26日号
■エンジンもプラットフォームも同じ!!
共通しているのは1.5L・3気筒のM15A-FXM型エンジンとGA-Bプラットフォームを採用しているところ。要するにパワーユニットもボディの骨格もほぼ同じクルマというわけ。ではなぜ似たクルマを2種類造るのか。いやいや、この微妙にサイズの違うクルマを作り分けているところがトヨタの真骨頂。
一足早くデビューしたヤリスは燃費、軽快な操縦性、取り回しのよさなどコンパクトサイズのハイブリッドの性能を集約したクルマ。
一方、アクアはコンパクトなんだけれどちょっとゆったりした快適性を盛り込んでいるのが特徴。エネルギー効率のいい(コンパクトな)バイポーラ型ニッケル水素バッテリーを搭載することでちょっとだけスペースに余裕を作りこれも広さに振り分けている。
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