シエンタのライバル日産から出現!! ノートベースの3列シートミニバン発売なるか?

シエンタのライバル日産から出現!! ノートベースの3列シートミニバン発売なるか?

 既にノートは4つのバージョンが用意されているが、ここで3列シートのモデルが登場するとの情報をキャッチ!! 5ナンバーサイズでシエンタやフリードのガチンコライバル…… 登場となれば売れること間違いなしだ!

※本稿は2023年4月のものです
文/ベストカー編集部、写真/NISSAN、ベストカー編集部、予想CG/ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年5月10日号

【画像ギャラリー】ただいま3列シート車開発中!! 人気者ファミリーの始祖・日産 ノート(24枚)画像ギャラリー

■日産のラインナップとしては久々となるコンパクトミニバン

全幅は1695mmで5ナンバーサイズをキープするとの情報。このクルマも購入意欲をそそられるスタイルが期待できる。登場は2023年~2024年と予想(画像はベストカーが作成した予想CG)
全幅は1695mmで5ナンバーサイズをキープするとの情報。このクルマも購入意欲をそそられるスタイルが期待できる。登場は2023年~2024年と予想(画像はベストカーが作成した予想CG)

 以前からコンパクトミニバンの新情報をお伝えしてきた日産ノートベース3列シート車の開発が順調に進んでいるようだ。

 ノートには標準のノート、オーラ、ニスモ、クロスオーバーの4つのバージョンが用意されているが、新たに5つ目が加わるということ。ノートの車名を使うかどうかは不明だが、日産としては2012年5月に生産を終了したラフェスタ以来のコンパクトミニバンとなる。

 ノートとこの3列シート車の関係は、トヨタのアクアとシエンタを考えればわかりやすい。アクアのホイールベースと全長を伸ばして3列目シートを加えたのがシエンタで、ノート3列もその手法。

 ノートのパワーユニットは直3、1.2Lを発電専用に使うe-POWERで、FFとリアをモーターで駆動する4WD。1.2Lエンジンが82ps/10.5kgm、フロントモーターが116ps/28.6kgm、4WD用のリアモーターが68ps/10.2kgmというスペックで、3列シート車も同様の数値となる。

 気になるのは居住性だが、ノートのホイールベースを150mm、全長を200mm程度伸ばすというのが最新情報。それにより全長4250mm、ホイールベース2730mm前後となり、シエンタとほぼ同等のサイズになるという。

 3列目シートは余裕たっぷりとはいかないが、短時間での使用なら充分に実用的なスペースを確保できると言えそうだ。もちろん、リアドアは狭いところでも乗り降りしやすいスライドドアで、足先をボディの下に出し入れするだけで開閉するパワースライドとなるのはセレナと同じだ。

■ライバル車を研究して快適性を追求

2+3+3の7名乗車で、2列シート仕様も設定(写真はシエンタの室内)
2+3+3の7名乗車で、2列シート仕様も設定(写真はシエンタの室内)

 ミニバンの場合、広さだけでなく室内の移動のしやすさや収納方法などのシートアレンジも重要となるが、そのあたりはライバルのシエンタやフリードを徹底的に研究してくること確実。

 特にフリードはノート3列と同じく来年のフルモデルチェンジが予定されているだけに、新しいシステムや装備を生み出すアイデアの出し合いは面白い展開になりそうだ。

 また、このノート3列シート車には、シエンタと同じく2列シート仕様も用意されそうだ。ノートよりも広い後席スペースとラゲッジルームが確保されるだけに、こちらも多くの需要が見込める。

 2023年の2月も1万709台を販売し、軽自動車を含めたランキングで6位につけるなど好調な売れゆきが続いているノート。そこに使いやすい5ナンバーサイズのミニバンが加わるとなれば、さらに勢いがつくこと確実。ユーザーにとっても選択肢が増えるのは歓迎だ。

●日産 ノート3列シート車予想スペック
・全長×全幅×全高:4250×1695×1700mm
・ホイールベース:2730mm
・車両重量:1400kg
・パワーユニット:直3、1.2L・e-POWER
・エンジン最高出力/最大トルク:82ps/10.5kgm
・モーター最高出力/最大トルク:F) 116ps/28.6kgm R) 68ps/10.2kgm
・駆動方式:FF/4WD
・WLTCモード燃費:25.0km/L(FF)
・予想価格:260万〜280万円(FF)
・登場時期:2023年~2024年

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