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事業開始の背景
現在、エネルギーの節約や地球温暖化対策の観点から世界における電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)への注目が高まっています。日本国内においても、経済産業省が2010年4月に「次世代自動車戦略2010」を策定し、総合的な取り組みを通してEV・PHVの普及を推進しています。また、2035年までに新車販売における電動車の比率を100%とする目標を掲げており(※)、それに伴うEV充電インフラの構築が急務となっております。
さらにEVはガソリン車とは異なり、商業施設やオフィスなどに充電器を設置することが可能なことから、生活導線上での新たな顧客接点の創出という面でも期待ができます。例えば、顧客の新たな来店動機となることで来店頻度や継続利用が増えたり、充電を目的として来店した潜在顧客層へのリーチ、地域のインフラとしての役割の発揮など、様々な展開可能性があります。
DMMはこうした背景を受け、急速にニーズが高まるEV充電インフラの構築によって社会課題の解決にもつながることを期待し、新たにEVインフラ事業へ参入することといたしました。また、EV充電サービスを通じて、商業施設を始めとする地域のビジネス支援も行ってまいります。
※ 第4回 経済産業省 モビリティの構造変化と2030年以降に向けた自動車政策の方向性に関する検討会 資料2 より
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/mobility_kozo_henka/pdf/004_03_00.pdf
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サービスの概要
DMMは、全国の商業施設や宿泊施設、公共施設、マンション等に対してEV充電サービス「DMM EV CHARGE」を開始いたします。事業者向けには、初期費用(機器・工事費)、サービス利用料が無料の「0円プラン」と、各施設で充電器を設置いただくかわりに販売価格の一部を還元する「売電シェアプラン」の2つのプランを提供開始いたしました。
またエンドユーザーに対しては、2023年12月頃、商業施設と宿泊施設の来訪者へのEV充電サービスの提供開始を目指します。
「DMM EV CHARGE」の特長
事業者のメリット
●導入費0円プランを用意。費用を抑えてEV充電器を導入したい事業者にも対応。
●EV充電器の導入に伴う現地調査、工事、補助金申請など、面倒な手続きをすべて代行。
EVユーザーのメリット
●6kW出力のEV充電器を導入。現在普及している3kW出力充電器の倍速で充電が可能。
●簡単なアプリ登録とクレジットカードの登録だけですぐに充電と決済が可能。
●アプリ決済はDMMアカウントとの連携を予定。DMM.comの会員3,914万人が即時にサービス利用可能に。
サービスサイト:https://ev-charge.dmm.com/
各プランの詳細はサービスサイトをご参照ください。
また、EV充電器の導入を検討されている事業者の方も、サービスサイトからお問い合わせください。
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合同会社DMM.com について
会員数3,914万人(※)を誇る総合サービスサイト「DMM.com」を運営。1998年の創業からこれまで、動画配信、FX、英会話、ゲーム、3Dプリントなど60以上のサービスを展開。沖縄での水族館事業参入、ベルギーでのサッカークラブ経営など、様々な事業を手掛けてまいりました。また2018年より若手起業家の支援を強化、「DMM VENTURES」による出資や、M&Aなどを積極的に展開しています。今後も、コーポレートメッセージ「誰もが見たくなる未来。」とともに、変化と進化を繰り返しながら、新たな事業に挑戦してまいります。
※2022年2月時点
・企業サイト:https://dmm-corp.com/
・プレスキット:https://dmm-corp.com/presskit/
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004263.000002581.html
コメント
コメントの使い方テスラの大画面でDMMのビデオを見よう(意味深)