2017年9月に登場した2代目リーフも今年で6年を過ぎ、2024年にフルモデルチェンジするのではないかと予想されている。そんななか、日産は2023年8月、ラスベガスにて行われた全米日産の年次総会にて新しいEVを予告した。はたしてどんなモデルになるのか?
文/ベストカーWeb編集部、写真/日産、ベストカーWeb
■リーフの新型はミニアリア!
2023年8月、日産は全米の日産ディーラーを対象とした年次総会をラスベガスで開催し、新型EVを発表すると明らかにした。
新型EVは、リーフの後継車として紹介され、その姿を見た年次総会の参加ディーラーによれば「クロスオーバースタイルのクーペSUVでまるでミニアリア」とコメントしたという。
クーペSUVといえば、2021年11月26日、日産が長期ビジョン「「Nissan Ambition 2030」にて公開したコンセプトカー、チルアウトが記憶に新しい。
新型リーフは、このチルアウトに似たスタイルだったという。チルアウトには、日産アリアをはじめ、ルノーメガーヌE-TECHエレクトリックやセニックE-TECHエレクトリックにも採用されているEV専用のプラットフォーム、CMF-EVが使われている。
■航続距離は25%延長され、最長で426㎞まで延びた!
航続距離は現行リーフよりも25%延長され、212マイル(341km)から最長で265マイル(426km)に延びるという。
新型リーフは2026年モデルとして2025年から米国ミシシッピ州キャントン工場で生産が開始されることも明らかにされた。さらに、2026年後半にはe-POWERの技術を米国市場にも導入。
そのほか、日産のEVに関する今後のスケジュールとしては、まず日産のサプライヤーは2023年8月、2025年から日産とインフィニティのEVセダンを新規に2車種生産し、2026年にはカントン組立工場でEVのクロスオーバーを2車種生産するスケジュールを発表している。
さらに遡ると、2022年1月27日に発表された「Alliance 2030」では、EV専用のプラットフォームを5種類とし、2025年から2030年にかけて3社合計で35車種の新型EVを投入することを明らかにしている。
そして9月25日、日産は日産デザインヨーロッパ(NDE)のスタジオ設立20周年を記念した式典で、日産は2030年までに欧州市場で発売する新車をすべてBEVにすると発表した。
さて、この新型リーフ、セレナやパスファインダーなど最新の日産デザインをまとって登場しそうだが、リーフがまさかクーペSUVになろうとは予想だにしなかった人は多いのではないだろうか。
おそらく、10月25日(プレスディ)から始まる「ジャパンモビリティショー」にて発表されるだろう。期待して待ちたい。
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