2023年10月28日より一般公開を開始したジャパンモビリティショー2023(東京ビッグサイト/11月5日まで)にて、住友三井オートサービス(SMAS)が、設立42年目にして、旧東京モーターショー時代から数えても初出展。「モビリティプラットフォーマーへ進化します」と、ジャパンモビリティショーの理念を体現する宣言を発した。
文/ベストカーWeb編集部、画像/住友三井オートサービス、ベストカーWeb編集部
■3つの柱で大幅に進化、モビリティプラットフォーマーへ
「東京」から「ジャパン」へ、「自動車(モーター)」から「モビリティ」へ。旧東京モーターショーからジャパンモビリティショーへと改称した本イベントは、名前だけでなく中身も沿うように進化を続ける。自工会の豊田章男会長が語った今回のイベントの理念である。
そこで、オートリース事業のリーディングカンパニーであるSMASが発した「わたしたちは、モビリティプラットフォーマーへ進化します」という宣言は、まさにその理念に沿ったテーマといえる。
これまで企業に社用車をリース提供してきたSMASは、今後その事業に加えて、「モビリティ社会」に沿って大幅に進化した事業をプラスオン、総体としてアップデートするとのこと。進化領域の内容は、大きく分けで3つ。
(1)SMASの事業拡大
DX化を推進し、ハード(自動車リース)からソフト(次世代テレマティクスや車両管理BPO(Business Process Outsourcing))の提供を拡充する
(2)SMASのEV戦略
地方自治体のEV導入支援、充電カード、充電設備のリース、EVカーシェアサービス、充電バッテリー状態の可視化などでEV化を後押し
(3)グローバルアライアンス
欧州「Arval」、北米・豪州「Element Fleet Management」との連携で、グローバル連携を高めていく
自動車の電動化や知能化が進むと、社会全体が大きく変わる。だからこそ、自動車関連企業は「自動車」を「モビリティ」のひとつとしてとらえ、自らの事業が社会に対してどのような意義を持つか、どのように関わるか、という点を再定義しなくてはならない。
そうしたなか、SMASは(もともと「オートリース事業」というクルマの社会的側面を担っていた強みを生かして)いち早くこの進化を取り入れるかたちで、自らを大改造すると宣言したわけだ。
今後さらなる飛躍が期待できるだけに、注目したい。楽しみです!
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