全固体電池の搭載を想定した次世代EVスーパ―スポーツ。1000kW(1360ps)の大パワーと先進電動4WDシステム「アドバンスドE-4ORCE」で異次元の走りを実現する。
※本稿は2023年11月のものです
文/ベストカー編集部、写真/NISSAN、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年12月26日号
■GT-Rじゃないんです!!
●このクルマのPOINT
・2028年の実用化を目指している全固体電池搭載スポーツ。最高出力1360ps
・可動式エアロを多用した、地面に張り付くかのようなデザイン
・NISMOレーシングチームと共同開発した空力ボディ
・斬新なインテリアデザインと新装備の投入も期待大
なぜか日産は「ハイパーフォース」をGT-Rとは絶対に呼ばないが、それは確実だと思っていい。2028年の全固体電池の実用化に合わせ、次世代GT-RがEVに切り替わるという情報がすでに入っているからだ。
2022年春の時点で編集部に入っていた情報では、1000kW級の全固体電池のスーパーEVとなり、進化型の電動4WDシステムを搭載するというもので、その内容は「ハイパーフォース」そのもの。
さすがに自動運転の情報はなかったが、これはコンセプトカーならではの「理想を追求したもの」ということだろう。
「ハイパーフォース」の過激なデザインが次期GT-Rに生かされるかは微妙なところだが、JMSで方向性を示したということ。市販時には現実的に変化はするだろうが、このテイストとなるだろう。
登場は早くて2028年。5年ほど先のタイミングだけに、「ハイパーフォース」の超未来的なインテリアなどは意外と現実に採用される可能性もある。
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