欧州マツダが、新型CX-80のCピラー部分のティザー写真を公開するとともに、4月18日20時に正式発表することをアナウンスした。CX-80は昨年末に販売終了したCX-8の後継車。日本発売はいつになるだろうか?
文/ベストカーWeb編集部、写真/マツダ
■期待の3列シート、CX-60のサイズアップ版
4月11日、欧州マツダが公開したティーザー写真(動画)。CX-80のCピラー部分のメッキ加飾のウインドウモールやリアクォーターウインドウ、ルーフスポイラーがそれだ。
注目はCX-90ではウインドウ下部にメッキモールはなかったが、CX-80はウインドウ全体にメッキ加飾が施され、太いCピラーが目立つ。
このCX-80は直6エンジン+FRプラットフォームの新開発ラージ商品群第2弾。2列シートSUVのCX-60のサイズアップ版で、CX-80は3列シートとなる。
■CX-80の日本発売はいつ?
日本仕様の搭載エンジンは明らかにされていないが、CX-60に搭載されている2.5L、直4NAを除く、2.5L、直4のPHEV、直6、3.3Lディーゼルターボと、そのマイルドハイブリッドになるだろう。
CX-60をはじめとするラージ商品群は海外市場で好評で、マツダの好決算にも貢献している。一方で、日本では乗り心地が硬いという意見が多く、CX-80もその改善に時間をかけているもよう。
CX-60と、新型CX-80の違いはボディサイズとシートレイアウト。CX-60のボディサイズは全長4740×全幅1890×全高1685mm。対する新型CX-80は、2023年4月に発売された3列シートのCX-90と、全長と全高はほぼ同じで、全幅がCX-60に近いサイズとなるだろう。
CX-80のボディサイズは欧州市場に投入されるマツダSUV最大のサイズとアナウンスされている通り、全長は5100mm、全幅はCX-90の全幅1910mmより狭い1890mm、ホイールベースはCX-60の2870mmより長い3000mmとなるだろう。
CX-60は2列5人乗り、CX-80はグレードに応じて6人乗り、7人乗りを選択可能。またオプションで2つの独立したキャプテンシートや2列目のセンターコンソールをオプションで選ぶことができる。
ここでマツダのSUVラインナップを整理してみよう。スモール商品群は北米市場に投入されているCX-50.ラージ商品群では2列シートのCX-60、ワイドボディ2列シートのCX-70、3列シートのCX-80、CX-90(ワイドボディ3列シート)があるが、そのうち、北米市場にはCX-50、CX-70、CX-90、日本市場と欧州市場にはCX-60、CX-80の発売を予定している。
ズバリ、CX-80の日本発売は2024年秋頃。価格はCX-60の価格を考慮すると、600万円台がスタート価格で、最も高いのは800万円台になると予想。
2024年4月18日20時の正式発表が待ちどおしい!
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