最近、新型車両の投入ペースが上がりだしているホンダのSUV。ライバルに負けず劣らずなコスパと性能が魅力であるが、ここらで一回おさらいしておくのも悪くないだろう。ということで今回は、ホンダのSUV軍団をまとめてご紹介しよう。
※本稿は2024年4月のものです
文/渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部、HONDA
初出:『ベストカー』2024年5月10日号
※ハイブリッドはHV、マイルドハイブリッドはMHV、ディーゼルターボはDT、電気自動車はBEVと表記しています
■ホンダ WR-V(2024年3月登場)
Xの価格は209万8800円と求めやすく、そのうえで居住空間や荷室はヴェゼルと同等。衝突被害軽減ブレーキなども充実している。実用的で買い得だ。
【主要諸元】
・全長4325×全幅1790×全高1650mm
・1210kg
・最低地上高195mm
・1.5L、直4(118ps/14.5kgm)
・WLTCモード16.4km/L
■ホンダ ヴェゼル(2021年4月登場)
全長を4330mmに抑えた水平基調のボディは視界も優れ運転しやすい。そのわりに後席はZR-V並みに広く、シートアレンジも多彩。内装は上質で、ホンダ特有のe:HEVの運転感覚も満足できる。
【主要諸元】
・全長4330×全幅1790×全高1590mm
・1380kg
・最低地上高195mm
・1.5L、直4(106ps/13.0kgm)+モーター(131ps)
・WLTCモード24.8km/L
■ホンダ ZR-V(2023年4月登場)
パワーユニットやプラットフォームは基本的にシビックと共通で、走行安定性と乗り心地のバランスが優れている。内装も上質に仕上げたシティ派SUV。
【主要諸元】
・全長4570×全幅1840×全高1620mm
・1560kg
・最低地上高190mm
・2.0L、直4(141ps/18.6kgm)+モーター(184ps)
・WLTCモード22.1km/L
■ホンダ フィットクロスター(2020年2月登場)
フィットをベースにしたSUV仕様で、存在感が漂う外観だ。タイヤサイズは空気充填量が多く、フィットでは乗り心地が最も快適。車内も広く実用的SUVだ。
【主要諸元】
・全長4095×全幅1725×全高1570mm
・1210kg
・最低地上高160mm
・1.5L、直4(106ps/13.0kgm)+モーター(123ps)
・WLTCモード27.1km/L
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