すでに様々な魅力的なクルマが登場した2024年。そんな中、2024年12月に登場予定であるトヨタ ランドクルーザーFJにも注目が集まっている。そんなトヨタの今年度の本命ともいえるランクルFJの魅力を今一度振り返ってみようと思う。
※本稿は2024年6月のものです
文:ベストカー編集部/写真:トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年7月26日号
■小さなキラーコンテンツ! みんな待ってた「身近なランクル」
シリーズ最小サイズで登場するランドクルーザーFJを2024年下半期の期待値ナンバーワンモデルとしたい。ただでさえ人気のランクルに手頃なサイズ、価格帯の「ミニモデル」が加わるのだから、期待は膨らむに決まっている。
ミニといっても、もちろんラダーフレームの本格派。タイで販売中のハイラックスチャンプがベースで、ランクルの名にふさわしい高い耐久性と悪路走破性を確保する。
■気になるステータスは!?
エンジンは2TR-FE型直4、2.7Lガソリンが搭載される。ランクル250にも積まれている伝統のエンジンで、ランクル250では163ps/25.1kgmを発生。なぜかディーゼルの設定はないという情報だが、その理由は不明だ。
ボディサイズは全長4500×全幅1830×全高1850mm、ホイールベース2750mm。カローラクロスの背を高くしたくらいのサイズ感でありながら着座位置が高く、扱いやすく見晴らしもいい。価格の確定的な情報はまだ入っていないが、350万〜450万円あたりと予想する。
11月のラインオフを目指して開発が進んでいるとの情報だが、認証試験不正問題の影響で正式デビューは2025年に入ってからとなる可能性もある。
なお、車名の「ランクルFJ」は現時点での有力候補であり、別の車名で登場する可能性もあるが、ランクルを名乗ることは確実だ。
■ランクルFJのここに期待!
・300/250/70に続く第4のランクル
・サイズ、価格帯ともランクルシリーズ中、最もリーズナブル
・それでいてラダーフレームの本格派
・直4、2.7Lのシンプルな純ガソリンエンジン搭載
・初期のランクルを思い出させる
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