羽田空港が混雑している。中でもすごいのが駐車場で、空港内の駐車場は朝6時台にはもう満車という事態が頻発している。あてにしていたパーキングに入れない! そんな時どうすればいいの!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock、ベストカーWeb編集部
■国際線のP5駐車場は比較的空いている
もうすぐお盆。駅や空港が大混雑する時期だが、羽田空港を利用する人の悩みのタネが駐車場だ。夏休みに入った羽田はすでに混雑期にあり、朝6時台には空港内のP1~P4駐車場が全部満車という事態が起きている。
そこで、羽田にクルマに出かけて駐車場が満杯だったときの対処法を考えてみたい。
最初に頭に入れておきたいのは、羽田の空港駐車場の混雑状況はホームページでリアルタイムに確認できるということ。だから現地について慌てるのではなく、空港へ向かう途中で状況を把握するようにしたい。
ホームページでP1~P4がすべて満車と判明したら、まず第3ターミナル(国際線)用のP5駐車場をチェックだ。ここは第1&第2ターミナルからやや離れているため、満車でも空いている確率が高い。
もし都心方面から首都高で空港に向かっているなら、空港中央出口で降りて第1&第2ターミナル方面に向かわず、環八通りに降りてしまうのがいい。ただし前述の通り離れた場所にあるので、移動には無料連絡バスに乗らねばならない。待ちそうなときはモノレールや京急線を使うのも手だ。
■いざとなれば天王洲アイルがある!
さて、第3ターミナルも満車だったらどうするか。実は第3ターミナルの脇には羽田エアポートガーデンという商業施設があるのだが、駐車料金に上限がないので長時間駐車には向かない。そこで、東京モノレールor京急を1駅戻って、天空橋にある羽田イノベーションシティを利用するのがオススメだ。
ここには190台が停められる平置き(P1)と、80台が停められる立体駐車場(P2)がある。どちらを使っても24時間3080円という最大料金があるから、泊りがけの旅行でも比較的安く停めることができる。クルマを駐めたら天空橋駅から鉄道利用となるが、P2のほうが駅に近いので便利だ。
イノベーションシティを使えば、たいていの混雑は乗り越えられると思うが、たとえば1週間も駐めるという人には24時間3080円という料金はちと痛い。そんなときは思い切って、羽田のはるか手前に停めてしまおう。
目指すのは天王洲アイルだ。ここにはいくつか駐車場があるが、クルーズ船の乗り場があるシーフォートスクエアの地下駐車場が、24時間1900円と割安なのだ。しかもモノレールの天王洲アイル駅が近いので、乗ってしまえば空港第1ターミナルまでは約20分で着くことができる。
注意したいのは、深夜から早朝は出入りができないこと。夜の23時30分から朝7時までは出入口がクローズされるのだ。
もし7時前から利用したいときは、近くの「タイムズ天王洲ファーストタワー/スフィアタワー天王洲」か「タイムズ天王洲オーシャンスクエア」を利用しよう。こちらは朝6時から開いていて、24時間2000円と料金も高くない。
さていかがだったろうか。お盆の旅行が快適になることを祈る!
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