きっかけは、所さんの世田谷ベースだった。
番組で見かけた一台に惚れ込み、気づけばそのバイクがオーナーのバイクライフを大きく変えることになる。
今回は、スネークモータース K-16 キタノレプリカを保存用と乗る用で楽しむオーナーの一台をご紹介します!
文/みんなの単気筒 | トモ・トモダ
スネークモータースK-16とは?
スネークモータースは、タレントの所ジョージがプロデュースしたバイクブランド。
中でもK-16は、20世紀初頭のクラシックモーターサイクルを思わせる独特のスタイルを持つモデルだ。
実用性や速さを追求したバイクというよりも、“雰囲気”や世界観を楽しむ一台として知られ、ガレージカルチャーやアメリカンカルチャーが好きなライダーからも支持されている。
そんなK-16だが…
今回のオーナーは、このバイクをなんと2台所有している。
サブカルチャーを楽しむオーナー
今回登場するオーナーはYOSHIさん。
愛車はスネークモータース K-16 キタノレプリカのほか、オレンジ色の車体にステッカーチューンを施したVespaも所有している。
ジャンルの異なる2台を、それぞれのスタイルで楽しむガレージライダーだ。
Instagram「YOSHIさん」
https://www.instagram.com/spiralkaji
眺めては呑み、跨っては呑み。
このK-16を知ったきっかけは、所さんの世田谷ベースだった。
番組で見たその独特のスタイルが、どうしても気になったという。
20世紀初頭のクラシックバイクを思わせる無骨な雰囲気。
そして、どこか遊び心のあるデザイン。
気になり始めると、もう止まらない。
販売店へ何度も足を運んでは、ただ眺めて帰る。
また行く。
また眺める。
そんな日々を繰り返した末、ついに購入を決意した。
しかし手に入れたK-16は、すぐに走らせることはなかった。
まずは部屋に置き、眺めて楽しむ。
「眺めては呑み、跨っては呑み。」
そんな付き合い方から、このバイクとの生活は始まった。
呑んだ勢いで、もう一台。
手に入れたK-16は、しばらく“鑑賞用”だった。
しかし時間が経つにつれて、こんな気持ちが生まれてくる。
「やっぱり、走りたい」
とはいえ、綺麗な状態は保っておきたい。
そんな葛藤を抱えていたある夜…
「呑んだ勢いで、もう一台ポチッとしてしまったんです」
こうしてK-16は
・保存用
・乗る用
という、2台体制になった。
結果的にこの判断が、後に大きな意味を持つことになる。
50ccでは足りない
乗る用として手に入れたK-16は、純正の50ccエンジン。
しかし実際に走り出すと、すぐにパワー不足を感じたという。特に上り坂ではそれが顕著だった。
そこで早々に125ccエンジンへ換装することに。
さらに問題だったのがポジションだ。
純正ハンドルのまま、なんと東京から仙台までツーリングを敢行。
その結果…
「ほぼ頭を上げた姿勢で乗る感じになって、首が壊れました」
ここから本格的なカスタムが始まった。
ハンドルを変えたら、タイヤも変わった
カスタムを相談したのはガレージタカさん。
やりたかったのは、よりクラシックなハンドルへの変更だった。
しかし相談してみると、こんなアドバイスが返ってきた。
「ハンドルが大きくなると、このタイヤサイズではバランスが悪いよ」
そこから話は広がり、結果的にフロントホイールは18インチから21インチへ変更。ハンドルもワンオフ製作となった。
カスタムは少しずつ、このK-16の個性を形作っていった。
Instagram「ガレージタカ」
https://www.instagram.com/garagetaka
カーバイトランプへの憧れ
当初、このK-16のヘッドライトはゼッケンプレートに埋め込まれていた。
しかしガレージタカのショーバイクを見た瞬間、気持ちが変わる。
「どうしてもカーバイトランプにしたくなったんです」
そこから日々ネットで探し続け、ついに見つけたのがイノセントアンティークスで出会った一灯だった。
ただし現在は、横ガラスが割れてしまっている。
そこでYOSHIさんが思いついたのが、ちょっとユニークな方法だった。
ビール瓶の王冠をマグネットで取り付ける。
応急処置のようでいて、どこかこのK-16の雰囲気にもよく似合っている。
ファッションバイクを、ファッションで終わらせない
完成したK-16は、各地へ走りに出かけた。
しかしある日、伊豆で事故が起きる。
カーブを曲がりきれず、ガードレールへ突っ込んでしまったのだ。
フレームは歪み、ショップからは無情な宣告。
「これはゲームオーバーですね」
普通なら、ここで終わる。
しかしYOSHIさんは違った。
「それでもK-16に乗りたい」
そこで登場するのが、保存用として持っていたもう一台のK-16。そのフレームを使い、車両を再構築することになった。
壊れた車両の119番プレートもネック部分に移植。現在のK-16は、110と119、二つのナンバーを背負って走っている。
それでも、このK-16で走り続ける
K-16は、よく“ファッションバイク”と言われる。
しかしYOSHIさんは言う。
「ファッションにしたくないんです」
北は宮城・女川まで。
西は大阪まで。
福井や下呂など、さまざまな場所へこのバイクで走ってきた。
もちろんすべてオール自走だ。
夢は、本州最北端。
まだ実現していないというが、
いつか必ずこのK-16で走りたいと考えている。
ファッションバイクを、ファッションで終わらせない。
そんな思いを乗せて、今日も赤いK-16は走り続ける。
Instagram「みんなの単気筒」
https://www.instagram.com/minnano_tankito
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/521586/
世田谷ベースで見て惚れた。スネークモータースK-16を“2台”買った男【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/521586/521711/




















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