ステップワゴンの30年が偉大すぎた!! 低床・箱型の革命に“わくわくゲート”がミニバンの常識を変えた!!  

ステップワゴンの30年が偉大すぎた!! 低床・箱型の革命に“わくわくゲート”がミニバンの常識を変えた!!  

 2026年にアニバーサリーイヤーを迎えるホンダ車が4車種ある。その中から、ここでは30周年を迎えるホンダ ステップワゴンを取り上げ、6代にわたる歴史の中から、その変遷と役割を貴重なカタログとともに振り返ってみよう。

※本稿は2026年3月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ホンダ、ベストカー編集部/資料提供:ホンダアクセス
初出:『ベストカー』2026年4月26日号

【画像ギャラリー】「わくわくゲート」の衝撃ギミックこそホンダらしい!!  30周年記念モデルのリアも注目だぞ!(41枚)画像ギャラリー

幸せを運んだ自由な空間

2022年登場の現行型(6代目)ホンダ ステップワゴン。写真は2025年12月に追加された30周年特別仕様車
2022年登場の現行型(6代目)ホンダ ステップワゴン。写真は2025年12月に追加された30周年特別仕様車

 日本における「家族時間」の定義が書き換えられたステップワゴン誕生の瞬間。低床レイアウトという画期的なパッケージングは、まさに「魔法の箱」。その扉が開かれた時、遊びのフィールドが無限に広がる。

 初代のデビュー時は、空前のRVブーム。アクセサリーの主役は、フィールドへ繰り出すためのデカールやルーフラック、アウトドア用品といった「外遊びの道具」だった。

初代ではデカールやシートカバーなどの装飾から、後期ではModuloブランドの走行性能を高める本格パーツが主役に
初代ではデカールやシートカバーなどの装飾から、後期ではModuloブランドの走行性能を高める本格パーツが主役に

 しかし、物語は単なる実用車では終わらない。後期になると、ホンダの走りへの執念が生んだ「モデューロ」が台頭。ミニバンに空力とハンドリングの概念を持ち込み、単なる移動を「楽しいドライビング」へと変えた。

 お父さんたちの「操る喜び」という切実なニーズが、カタログのページを熱くさせ始めたのだ。

 2代目では、そのバリエーションがさらに加速。家族一人ひとりの個性に寄り添う「遊び心」がアクセサリーの随所に溢れていた。

 そして3代目の登場でトレンドは一変。低床・低重心化がさらに進み、車内は文字どおりの「動くリビング」へ。

 リアシートの快適性にフォーカスした大型テーブルや遮光カーテンがカタログの主役となり、車内での「過ごし方」そのものを提案するようになる。

4代目「スパーダ」ではメッキパーツやLEDイルミネーションで押し出し感のあるミニバンのトレンドを牽引
4代目「スパーダ」ではメッキパーツやLEDイルミネーションで押し出し感のあるミニバンのトレンドを牽引

 4代目になると「スパーダ」が独自の進化を遂げる。迫力あるメッキパーツやLEDイルミネーションが、いわゆる「オラオラ系」のトレンドを牽引した。

 5代目は、独創的な「わくわくゲート」で実用性を極めつつ、アクセサリーはさらに深化。パフォーマンスダンパーなど、目に見えない「乗り味」を整える機能パーツが、成熟したユーザーの支持を集めた。

ステップワゴンといえばやっぱり忘れてはいけないのが5代目の「わくわくゲート」だ
ステップワゴンといえばやっぱり忘れてはいけないのが5代目の「わくわくゲート」だ

 そして現行では、現代の風景に溶け込むクリーンな「AIR」と、力強くも洗練を極めた「スパーダ」というふたつの解答だ。

 現代のアクセサリーパーツが担う役割は、誇示するための装飾ではなく、オーナーの生活の質を静かに、かつ確実に高めるための「上質な仕立て」へとシフトしていっている。

【画像ギャラリー】「わくわくゲート」の衝撃ギミックこそホンダらしい!!  30周年記念モデルのリアも注目だぞ!(41枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

待望のGRヤリス、次期型判明!!『ベストカー6月10日号発売!』

待望のGRヤリス、次期型判明!!『ベストカー6月10日号発売!』

ベストカー6.10号 定価 590円 (税込み)  長かったゴールデンウィークもついに幕を…