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七戸町と日産自動車、カーボンニュートラル実現と災害に強いまちづくりに関する包括連携協定を締結

配信元：NISSAN

2022年8月6日 / BC News コメントする

#日産プレスリリース

七戸町と日産自動車、カーボンニュートラル実現と災害に強いまちづくりに関する包括連携協定を締結

2022/08/04

　七戸町（青森県上北郡七戸町、町長：小又勉）と、日産自動車株式会社（本社：神奈川県横浜市西区、社長：内田誠）、日産プリンス青森販売株式会社（本社：青森市大字新城、社長：伊藤一隆）および青森日産自動車株式会社（本社：青森市大字三内、社長：千葉理平）の4者は、4日、「電気自動車を活用したカーボンニュートラル実現と災害に強いまちづくりに関する包括連携協定」を締結しました。

　本協定は、「走る蓄電池」となる電気自動車（EV）の普及や脱炭素化および地球温暖化対策の推進を目的とした協定で、七戸町で災害による停電が発生した際、日産の販売会社から貸与する電気自動車（EV）を電力源とした災害時の電力供給体制の構築や、環境教育の普及などの取り組み内容も含んでいます。

　ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の『ブルー・スイッチ』活動としては、186件目の取り組みとなり、青森県内初の協定締結となります。

【協定の経緯・背景】

　七戸町は、令和3年7月にゼロカーボンシティ宣言し、豊かな自然環境を活用した再生可能エネルギーの導入、エネルギーと経済が地域で循環する仕組みを構築し、クリーンエネルギーのポテンシャルを最大限に活かしたカーボンニュートラルの実現と災害に強い持続可能なまちづくりを推進しています。

　一方、日産自動車は、EVならではの新たな価値やワクワクを提供し続けるとともに、2018年5月より、EVの普及を通じて、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題解決を目指す、日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を、全国の自治体や企業、販売会社と共に推進しています。

　また、2030年代早期には、主要市場で投入する新型車すべてを電動車両にすることを宣言、電動化をリードしながら、SDGsの達成やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速しています。

　この日産自動車が推進する『ブルー・スイッチ』、そして、七戸町が推進する脱炭素化、防災対策、SDGsの推進と、双方の取り組みにお互いが賛同し、本協定の締結を行う運びとなりました。

【協定の概要と主な連携内容】

　「電気自動車を活用したカーボンニュートラル実現と災害に強いまちづくりに関する包括連携協定」の概要は、以下の通りです。

協　定　項　目	具　体　的　取　組　例
(１) 2050年、温室効果ガス削減目標達成へ向けた取り組み	脱炭素化、温室効果ガス削減に向けたEV普及促進地球温暖化防止のための、EVの普及促進やその積極的な活用町民の環境意識向上を目指すためのEV普及啓発活動
(２) 災害に強いまちづくり強化に向けた取り組み	災害時における町内避難所等の非常用電源としてのEV活用災害による停電時に日産の販売会社が七戸町にEVを貸与、町が避難所等の非常用電源としてEVを活用
(３) 地域住民が上記に積極的に参加できる環境整備に関する取り組み	EV普及促進の広報活動やイベントでの連携日産からの電気自動車等の普及促進に資する情報の提供 EV普及のためのイベントや避難訓練、電力供給デモ実施の協力
(4) 上記を永続的に実施するための次世代育成のための取り組み	EVを活用した教育活動の実施環境教育「日産わくわくエコスクール」の実施小中学校等の教育の場でのEVの展示、デモ実施