株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)が企画・制作する中古車情報メディア『カーセンサー』は、この1年で掲載された全モデルの中から、ユーザーの購入意欲の高さに注目し、ランキングを作成しました。第9回目の今年、栄えある第1位は「ホンダ ヴェゼル(2021年発売モデル)」となりましたのでここにお知らせします。
次ページには、『カーセンサー』統括編集長による解説もございますので、併せてご覧ください。
今年は、コロナ前2019年の増税、その後のコロナ禍など4年間の中古車市場への影響をまとめて表すようなランキングになりました。2019年は、増税に伴い「買い時」を狙っていたとみられる高価格帯モデルの人気が高まり、2020年は、密を避けたおでかけに活用できるSUVやドライブそのものが楽しいスポーツカーが。2021年は、半導体の供給不足により安価で購入しやすいクルマだけでなく、比較的高額な人気車種の最新モデルが人気に。
この3年間を経て今年は、TOP10内で価格や生産年、モデルにばらつきがみられ、過去3年間と比較すると最も多様化されたランキングになっており、まさにこの4年間をまとめた「オールマイティ市場」になっていることが分かります。
本ランキングは、過去発売された全モデルの中から、この1年間(21年11月~22年10月)でユーザーから注目を集めたモデルを順位付けしており、消費者の志向や世相を最もよく表していると言えます。今年のランキングも必見です!
■『カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2022』概要
・対象データ:国内最大級の中古車情報メディア『カーセンサーnet』
・対象期間:2021年11月1日~22年10月31日
・ランキング作成方法:ユーザーからのメール問い合わせ総件数と、各モデル1台当たりの問い合わせ集中率をポ
イント化し、その合算値の高い順に注目度の高かったモデルをランキング化
・調査機関:㈱リクルート
■TOP10発表!コロナ禍で定番化したSUV、スポーツカー人気は冷めやらず8台が堂々ランクイン
■西村 泰宏・『カーセンサー』統括編集長による解説
2022年は、昨年発売されたばかりの現行モデル「ホンダ ヴェゼル」が栄冠に輝きました。その他、10位以内には昨年に引き続きSUVやスポーツカー(クーペ、オープン)が上位にランクインしています。昨年と比較すると、現行型だけでなく、世代が前のモデルも含んだ新旧バラエティに富むランキングとなっております。
・中古車購入がより民主化されたオールマイティな市場に
下図の通り、2019年は消費税増税前の駆け込み、2020年はコロナ禍1年目、2021年も引き続きコロナにより主に半導体不足による新車市場からの影響を受けた特殊な3年間を過ごしてきました。これら世の中の特殊な事情と、その少し前から徐々に拡大していた残価設定ローンや認定中古車などの販売戦略の変化が加わり、いよいよ中古車市場がオールマイティな市場に変化し始めていると言えそうです。
“新車 VS 中古車”と対立構造で語られがちだった価値観もアップデートされ、現行型など新車で購入可能なモデルも中古車を同時に検討する層が増えてきています。また、嗜好品などでは新車時を超える価格で流通する新旧のモデルも多く、世界的な中古車市場の活性化が見て取れます。
従来の、“中古車=安かろう悪かろう”というイメージはどんどん払拭され、一定年数や距離を走った廉価な中古車はもちろん、嗜好品や高年式で総額や新車時価格と比べても価格が変わらないorより高くなっているモデルがこれからも市場を活性化していくことが予想されます。
▼2019年~2022年の中古車市場の変化イメージ
▼(参考)過去3年間のTOP10
▼リクルートについて
https://www.recruit.co.jp/
▼本件に関するお問い合わせ先
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詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001816.000011414.html
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