やっぱり1度は乗りたい!カッコいいおすすめクルーザー7選

やっぱり1度は乗りたい!カッコいいおすすめクルーザー7選

一般的にバイクといっても、その中身は様々なカテゴリーに別れています。今回はその中の「クルーザー」に照準を合わせてみました。クルーザーは人気の高いカテゴリーで、1度は乗ってみたいと思っているライダーも多いのではないでしょうか?
クルーザーとはどんなバイクなのかを含め、現行モデルから筆者の独断と偏見で選んだ「カッコいい」おすすめクルーザーを紹介していきます。

 
文/呉東和虎
 

クルーザーとは

まず「クルーザー」とは、どんなバイクなのか?
クルーザーは、スピードやスポーツ性能よりも「ゆったりとした移動」や「旅の快適さ」を重視しており、「クルーズ(巡航)」というコンセプトがそのまま名前に取り入れられています。
クルーザーは、米国メーカーである「ハーレーダビッドソン」や「インディアンモーターサイクル」などの車種によってその特徴が確立されてきました。
そのため日本では近年までこのタイプのバイクを、「アメリカン」とカテゴライズしていました。「アメリカン」は日本独自の呼称であり、世界的にはアメリカ発祥のスタイル以外も含む「クルーザー」というカテゴリーで分類されているため、日本でも「クルーザー」と呼ばれることが一般的になってきています。

 
 
 

クルーザーの特徴

 クルーザーの特徴として以下のことが挙げられます。

ライディングポジション

 • 足を前方に伸ばし、背筋を伸ばした自然でリラックスした姿勢が取れる設計。

デザインとスタイル

• 車体が低く、ホイールベースが長い。
• レトロ感や重厚感のあるデザインが多く、メッキパーツや丸型ライトがよく使われる。

エンジン特性

• 中低速域でのトルク重視のエンジンを採用。
• 高速性能よりもゆったりとした巡航速度での快適さに重点を置く。

用途

• 主に街乗りや長距離ツーリングに適している。
• 高速走行やスポーティな運転よりも、景色を楽しむゆったりとしたライディングが主眼。

カスタマイズ性

 • ハンドルバー、シート、マフラーなど、カスタムパーツが豊富で、個人のスタイルに合わせやすい。

おすすめ7選

今回は2024年12月現在の現行モデルから、カッコいいおすすめクルーザー7台を厳選しました。
順に紹介していきます。

HONDA「 Rebel 250」

 

 レブルは、1985年に「HONDA」から発売されました。国内仕様は1998年で生産終了となりましたが、2017年に「レブル250」として復活。2020年モデルからは「レブル250」から「Rebel 250」へと表記を変更。灯火器を全てLEDに、ABSも標準装備に変更されています。同年にタイプ設定に「S Edition」を追加。

 HONDA曰く”「タフでCOOLなイメージ」を表現しており、スリムなフレームに対してワイドサイズの前後タイヤが、「ロー&ファットな存在感」をよりアピール”とのこと。

 クルーザータイプの250ccモデルとしては、現行モデルでは国内唯一の存在で非常に人気があり、維持費などコスパ重視する方におすすめです。

 上位モデルとして「Rebel 500」「Rebel 1100」も販売されています。

スペック
エンジン:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
排気量:249cc
最高出力:26PS(19kW)/9,500rpm
最大トルク:22Nm/6,500rpm
シート高:690mm
価格:610,500円~(※2024年12月現在のメーカー希望小売価格)

KAWASAKI 「ELIMINATOR」

 

 エリミネーターは1985年に「Kawasaki」から発売されました。輸出向けの900ccモデルに始まり、国内では750・400・250ccと豊富なバリエーションで展開。ドラッグレーサーをコンセプトに開発されており、GPZのエンジンを流用した加速重視のセッティングが特徴的。1997年には単気筒125ccモデルとV型2気筒エンジンを搭載した250Vも登場している。

400ccモデルは1995年に生産が終了していましたが、2023年に新型のエリミネーターとして復活。
Kawasaki曰く”スリムでロー&ロングなスタイル、低く快適なシート、軽快かつ自然なハンドリングなど、日常的な使い方からロングツーリングに至るまで、扱いやすさを重視したモデル”だそうです。

 正統派クルーザーというわけではありませんが、普通自動二輪免許で乗ることができる国内唯一の400ccモデルのクルーザータイプということで注目です。

 ファミリーモデルとして、「SE」「PLAZA EDITION」も展開。

スペック
エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
排気量:398cc
最高出力:48PS(35kW)/10,000rpm
最大トルク:37Nm/8,000rpm
シート高:735mm
価格:814,000円~(※2024年12月現在のメーカー希望小売価格)

YAMAHA 「BOLT Rスペック ABS」

 

 BOLTは、2013年に「YAMAHA」から発売されました。国外専用モデルである「XSV950」の派生モデルとして登場。デザインコンセプトは「Ultimate Purely Bobber」で、「Raw Metal」「Simple」「Sporty」の3つをキーワードを設定 しており、ボバ―スタイルの走りを追求。

 標準モデルと上級装備モデルの「Rスペック」、2015年に登場したスポーツモデルの「Cスペック」、それぞれのモデルの「ABS仕様車」で展開されました。2017年のモデルチェンジ以降はABSが標準装備に変更されています。

 現在は「Rスペック」の販売のみで、2023年6月時点で生産終了となっているため、新車で購入できるのは在庫のみということになります。

 近年では希少な国内クルーザーであり、YAMAHAらしい美しいスタイリングで仕上げられた「BOLT」。新車で購入したい方はラストチャンス!販売店に在庫確認してみて下さい。

スペック
エンジン:空冷4ストロークV型2気筒SOHC4バルブ
排気量:941cc
最高出力:54PS(40kW)/5,500rpm
最大トルク:80Nm/3,000rpm
シート高:690mm
価格:1,045,000円~(※2024年12月現在のメーカー希望小売価格)

HARLEY-DAVIDSON「 LOW RIDER S」

 

 「LOW RIDER S」は2019年にアメリカの「HARLEY-DAVIDSON」から発売されました。ローライダーが初めて登場したのは、1977年にショベルヘッドエンジンを搭載して発売された「FXS LOW RIDER」。その後1987年にFXRフレームにエボリューションエンジンを搭載した「FXLR LOW RIDER」、1993年にはダイナフレームを採用した「FXDL LOW RIDER」が登場し、ダイナファミリーとして展開。その後、「LOW RIDER S」は2019年、ソフテイルファミリーに属する国内11番目のニューモデルとして登場しました。

 エンジンは1868ccの「Milwaukee-Eight™ 114」を搭載して登場し、2022年モデルより1923ccの「 Milwaukee-Eight™ 117」へと更に排気量がアップされました。

 クルーザーの王道とも言えるハーレーダビッドソンの中でも人気モデルの「LOW RIDER S」。検討してみてはどうでしょうか。

スペック
エンジン:空冷/油冷4ストロークV型2気筒 (Milwaukee-Eight™ 117)
排気量:1,923cc
最高出力:105HP(78kW)/5,020rpm
最大トルク:168Nm/3,500rpm
シート高:710mm
価格:2,945,800円~(※2024年12月現在のメーカー希望小売価格)

Indian MOTORCYCLE「CHIEF DARK HORSE」

 

 「CHIEF DARK HORSE」は、2015年にアメリカの「Indian MOTORCYCLE」から発売されました。初代「CHIEF」が誕生したのが1921年で、100周年のメモリアルイヤーを迎えた2021年のモデルチェンジ(2022年モデル)で、現行モデルへと変貌を遂げました。

 エンジンは空冷の「 THhunder Stroke 111」をベースに、排気量を1,890ccに拡大された「THhunder Stroke 116」を搭載し、空冷ながらユーロ5にも対応。

 日本では「ハーレー」よりも知名度が劣る「インディアン」ですが、クルーザー選びの選択肢から外せない1台ではないでしょうか。

スペック
エンジン:空冷4ストロークV型2気筒(THhunder Stroke 116)
排気量:1,890cc
最高出力:??/??
最大トルク:162Nm/2,900rpm
シート高:662mm
価格:2,88,000円~(※2024年12月現在のメーカー希望小売価格)

BMW MOTORRAD「 R 18」

 

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