インディアンの2024年キング・オブ・ザ・バガーズ選手権での優勝に大きく貢献した「パワープラス112エンジン」を搭載した、 「ロードマスター・パワープラス」と「チーフテン・パワープラス」が2025年モデルに加わった。
ニューエンジンを得たフォークマウント・フェアリングモデル
「ロードマスター・パワープラス」と「チーフテン・パワープラス」はフォークマウントのフェアリングを持ち、トップケースなどの豪華装備を持つフルパッケージモデルが「ロードマスター・パワープラス」、トップケースを持たないカスタムスタイルを持つのが「チーフテン・パワープラス」となる。「ロードマスター・パワープラス」は「ロードマスター・パワープラス・リミテッド」と各部をブラックアウトした「ロードマスター・パワープラス・ダークホース」の2スタイル、「チーフテン・パワープラス」も「チーフテン・パワープラス・リミテッド」と「チーフテン・パワープラス・ダークホース」の2スタイルを展開する。
1834ccの排気量を持つ水冷式のSOHC4バルブV型2気筒である「パワープラス112エンジン」は、最高出力126hp、最大トルク181.4N・mを発揮する。新型「ロードマスター・パワープラス」と「チーフテン・パワープラス」のデザインはこのエンジンを際立たせ、新しいLEDヘッドライトと空力特性に優れた新しいフェアリングデザインが与えられている。
正確で軽快なハンドリングを可能にするフレームデザインに、フロントには43mm径の倒立フロントフォーク、リアには油圧式プリロード調整付きシングルショックを組み合わせて安定したライディングを実現。ブレーキはフロントにブレンボ製のラジアルマウントキャリパー+320mm径ディスクローターを装備する。
メーターはRIDE COMMANDを搭載した178mmタッチスクリーンディスプレイを採用し、インフォテイメントシステムはダッシュボードからシステムコントロール、バイク情報、カスタマイズ可能なメーター画面、Apple CarPlay®&Bluetooth®接続などが可能となっている。
3つのライディング・モードや、シリンダー休止システム、クルーズ・コントロールが標準装備され、ライダーは自分の走りを好みに合わせカスタマイズすることが可能。ホイールのスリップを監視して路面に最大限のパワーを供給する「ダイナミック・トラクション・コントロール」や、素早いシフトダウンや急減速時に後輪の過剰なスリップを抑制する「ドラッグ・トルク・コントロール」、旋回時に最適な性能を発揮するように調整された「コーナリング・コントロール付きABS」など高い安全性を確保するための装備が満載されている。
坂道などで自動的にブレーキ圧を維持する「バイク・ホールド・コントロール」や、フロントとリアのブレーキ圧を最適化する「エレクトロニック・コンバインド・ブレーキシステム」、後方の死角に車両を検知すると、ライドコマンドの画面とサイドミラーのインジケーターでライダーに警告する「ブラインドスポット・ワーニング」といった先進的なライダーアシスト機能も備え、安全で充実したライディングが可能となっている。
「ロードマスター・パワープラス・リミテッド」は3カラー展開、「ロードマスター・パワープラス・ダークホース」は4カラー展開で価格は523万〜531万円となる。「チーフテン・パワープラス・リミテッド」と「チーフテン・パワープラス・ダークホース」はそれぞれ3カラー展開で、価格は453万〜458万円となる。
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