先日開催された大阪モーターサイクルショーにて、静岡県のバイクショップ「GT-AXEL」が展示した1台のカスタムバイク。なんとモンキー125をベースとして、ドゥカティ・ポールスマート1000LEを再現してしまったという! その名は「スマートモンキー125」。しかも市販されているというから驚きだ。
プレミア価格の限定モデルが125ccで蘇る!
モンキーシリーズには、数あるバイクの中でも最小クラスのスケールとシンプルな構造で、「4ミニカスタム」の代表格としてファンに愛されてきた。それは大きくなったモンキー125に代替わりしてからも同様で、カスタムパーツ各社からもバリエーション豊かなカスタムキットやパーツが販売されているほか、ビルダーも腕を振るって個性的なマシンを発表している。
今回大阪ショーに登場した「スマートモンキー125」は、ドゥカティ・ポールスマート1000LEをほとんどカンペキに再現してしまったというシロモノ。ポールスマート1000LEは2006年に発売された同社の「スポーツ1000」をベースとした2000台限定のモデルで、992cc空冷Lツインのエンジンはそのまま、1972年に活躍したイモラレース優勝機を再現したもの。当時このような、現行エンジンにレトロなスタイルの外装を搭載するというアイデアはあまり例がなく、現在でいう「ネオレトロ」の先駆といえた。特徴的なロケットカウルや、シルバー&グリーンのペイントは今なお人気が高く、流通量が少ないこともあってプレミア価格で取引されている。
スマートモンキー125、つまりポールスマートモンキーは、そんなポールスマート1000LEの雰囲気を再現するべく、ロケットカウルにセパレートハンドル、シングルシート、そしてトラス型のサブフレームを装着。スポークホイールも採用され、タンクの形状もしっかり造形されている。よく見ればLEDヘッドライトや、横置きの空冷単気筒エンジンはスタンダードのモンキーと同じだが、言われなければわからないレベルの完成度に驚きだ。
さらにこのマシンはワンオフではなく、なんと市販される外装キットであるといい、カスタム費用は128万円だとか。完成車も販売されているため、気になったら「GT-AXEL」の情報をチェックしてみよう!
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/453259/
その名は「スマートモンキー125」ポールスマート1000LEレプリカは市販キットで再現できる!【モーターサイクルショー2025】【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/453259/453272/
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