右スイッチボックスにはスターターとキルの他に、モードチェンジ用のスイッチが配置される。フォークトップにはアジャスターが取り付けられており、低速と高速を分けてセッティングすることが可能だ。
右スイッチボックスにはスターターとキルの他に、モードチェンジ用のスイッチが配置される。フォークトップにはアジャスターが取り付けられており、低速と高速を分けてセッティングすることが可能だ。

水冷4ストロークDOHC4バルブエンジンは、ボア×ストローク73.4mm×59.0mmの999cc。最高出力136kW(185PS)/12000rpm、最大トルク116.6N・m(11.9kgm)/10000rpmというハイスペックに仕立てられる。
フレームは新設計のダイキャストフレームとなっており、ヘッドパイプ、左右メインスパーなどのコンポーネントパーツすべてを鋳造化するとともに、溶接によってアッセンブリー化している。フロントフォークには低速と高速を別々に調整できるダブルアジャスター付きフロントフォークを採用し、ステアリングダンパーは電子制御式の物が採用されている。
この「K7型」以降もGSX-R1000は進化を続け、2009年登場の「K9型」ではエンジンとフレームを完全新設計、2017年登場の「L7」型「GSX-R1000R」ではMotoGPで開発した技術を取り入れたブロードパワーシステムや制動時の姿勢を安定させるモーショントラック・ブレーキシステムや、エンジン出力を10段階から選択できるモーショントラック・トラクションコントロール、クイックシフトシステムなどを採用している。

2017年に登場した「L7」型では、初めて日本仕様が設定される。MotoGP由来のテクノロジーが各部に投入され、国内仕様で最高出力145kW(197ps)/13200rpm、最大トルク117Nm(11.9kgm)/10800rpmというハイスペックを発揮する。
2025年は初代と言える「GSX-R750」の登場から40年目に当たり、スズキの公式サイトでは「GSX-R 40周年スペシャルサイト」が公開されている。この40周年に合わせて鈴鹿8耐前日の7月31日に何か大きな発表があるということも発表されている。これまでもライダーたちの期待を大きく上回るサプライズを届けてきた「GSX-R」シリーズだけに、期待して待ちたい。
・全長×全幅×全高:2045×720×1130mm
・ホイールベース:1415mm
・シート高:810mm
・乾燥重量:172kg
・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒999cc
・最高出力:136kW(185PS)/12000rpm
・最大トルク:116.6N・m(11.9kgm)/10000rpm
・変速機:6段リターン
・燃料タンク容量:17.5L
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-17、R=190/50-17
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/476747/
40年の歴史を持つGSX-Rシリーズの中で、鈴鹿8耐を初めて制した「K7」型GSX-R1000【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/476747/476774/
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