「とにかくドゥカティがすべてオープンにしてくれて、コルセで僕らのマシンになる車両を組んだ時には、横でMotoGPマシンを組んでいるし、ヘレスのテストでもすべてを見せてくれた。本来ならトップシークレットですよね、それを公開してくれるということは、ドゥカティファミリーとして迎えてくれたということ。もう、やるしかないんです! 日本でドゥカティワークスマシンを走らせるなんて初めてのことですから、日本のサーキット路面で、ブリヂストンタイヤで走ったデータを蓄積していくのも僕らTeam KAGAYAMAの重要な仕事です」
ドゥカティワークスチームも鈴鹿8耐へ?
歴史上、ドゥカティのワークスマシンが、ワークスチーム以外に供給された事実はない。もちろん、ドゥカティが、チャバッティは「友達だから」という理由で日本にマシンを貸与するはずもない。ドゥカティにも、狙いがあるはずなのだ。
最初にイタリアのニュースサイトにも載ったように、ドゥカティのワークスチームが鈴鹿8耐を走る可能性もあるし、そのためにTeam KAGAYAMAを先兵隊としたいという考えもあるだろう。
2022~23年のMotoGPチャンピオン、フランチェスコ・バニャイアは、かなり本気で鈴鹿8耐に出たいと話したことがあった。MotoGP、ワールドスーパーバイクをはじめ、イギリススーパーバイク、モトアメリカ=アメリカスーパーバイク、そしてオーストラリアスーパーバイクを席巻しているドゥカティの次の狙いは、日本のレース、それが鈴鹿8耐なのかもしれない。
おそらく近いうちに、24年の鈴鹿8耐へのTeam KAGAYAMAのラインアップが発表されるだろう。水野涼のペアライダーは誰になるのか――もちろん、そこにバニャイアやバウティスタの名前はないだろうけれど、25年のチームではひょっとして……という期待もある。
Team KAGAYAMAがドゥカティとジョイントして全日本ロードレースに出場することが決まっただけで、ここまで夢は広がる。まずは2024年の開幕戦・鈴鹿2&4で、歴史の証人になろう。
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/raceinfo/360065/
【ギャラリー】黒船襲来!TeamKAGAYAMAドゥカティで全日本ロードに挑戦!~史上初!ドゥカティワークスマシンが日本上陸!
https://news.webike.net/gallery2/?gallery_id=360065
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