■バスで直通!! な道の駅
名護から乗車するのは、沖縄バス/琉球バス共同運行による「67番 辺土名(へんとな)線」だ。ゆいゆい国頭と、途中でもう1カ所の道の駅「おおぎみ」の前も通る、二つの道の駅をカバーした路線ということになる。本数は1〜2時間に1本くらい。
67番の、ゆいゆい国頭の最寄りはバス停名が異なり、「奥間ビーチ入口」がそれにあたる。名護から乗って50分くらいの途中停留所だ。奥間ビーチで降りると目の前に施設が建っていて、すぐに分かった。
沖縄本島北端の道の駅かつ、「やんばる3村」と呼ばれる北部エリアの観光拠点役も担っているようで、施設の規模は大きめ。
ご当地フードを取り揃えた飲食コーナーやトイレ、お土産物店まで各サービスが充実していて見応え十分。水槽にいる極太ウナギを観察するのがフンワリ楽しい。
ずっとバスで来た場合、お土産を買うと荷物になり、小回りが利かなくなってしまうのが難点。お土産物店なら大体は対応していると思うが、聞いてみたところ宅配便の発送もOKとのことで、その日にまとめて購入して送った。公共交通機関で来ても使い勝手のよい道の駅だった。
ゆいゆい国頭にはもう1本、期間限定の「国頭村周遊バス」が乗り入れており、そちらのバス停名は「道の駅ゆいゆい国頭」だ。
ちなみにこのバスで道の駅まで来ようと思ったら、始発なので少なくとも1つ隣のバス停(オクマプライベートビーチ&リゾート)から乗ることになる。
そうなると道の駅への到着は3時間36分後という、決して誰も率先してやらないであろう、ダイナミックなアクセスが期待できる…ハズ。
【画像ギャラリー】オキナワの道の駅へバスで行く(9枚)画像ギャラリー