日本最古クラスにも対面可能だと!? バス旅中に見に行ける保存蒸機機関車 〜北海道・静岡・鹿児島〜

■九州・志布志鉄道記念公園のC58

 最後を飾るのが九州の鹿児島。JR日南線の終点ならびに大阪発のカーフェリーが寄港する志布志港のある志布志市内の鉄道記念公園で姿を留めるC58だ。

鹿児島県の志布志市内にも保存蒸機が
鹿児島県の志布志市内にも保存蒸機が

 C58は主に幹線未満の貨物/旅客列車向けに設計されたテンダー式蒸気機関車で、1938〜47年の間に合わせて431両が作られた。

C58 112。最後に志布志で活躍した経歴の持ち主
C58 112。最後に志布志で活躍した経歴の持ち主

 2026年現在のところ動態保存機が2両あるほか、各地の公園等で静態保存されている個体もそれなりに多い。

展示スペースの片側にはプラットホーム風の設備が作られている
展示スペースの片側にはプラットホーム風の設備が作られている

 このうち志布志に置かれているのは、1939年製造のC58 112。九州各地で使われ、志布志の配置を最後にして1975年に廃車となっている。

機関車のほぼ真正面に現在のJR志布志駅/志布志駅前バス停がある
機関車のほぼ真正面に現在のJR志布志駅/志布志駅前バス停がある

 また現在の112号機には通常のものより大幅にカットされた、「門鉄デフ」と呼ばれる除煙板(K-9)が取り付けられており、九州の蒸気機関車らしい意匠が楽しめる。

日本型の蒸気機関車の場合、ロッドが下に降りている状態が特に美しいと言われている
日本型の蒸気機関車の場合、ロッドが下に降りている状態が特に美しいと言われている

 同1975年に、現在位置から1.2kmほど離れた志布志運動公園に静態保存、2000年に今の場所へと移転している。

志布志の鉄道記念公園には車掌車のヨ8000とキハ52形も一緒に展示されている
志布志の鉄道記念公園には車掌車のヨ8000とキハ52形も一緒に展示されている

 C58 112への公共アクセスは、カーフェリー志布志港から徒歩約20分、もしくはJR志布志駅/鹿児島交通「志布志駅前」下車。志布志駅の駅舎を背にして直進、徒歩およそ5分だ。

【画像ギャラリー】バス旅の途中で見に行ける各地の保存蒸機(15枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

2028年デビュー!! NEWカローラクロス登場『ベストカー5月10日号発売!』

2028年デビュー!! NEWカローラクロス登場『ベストカー5月10日号発売!』

ベストカー5.10号 定価 590円 (税込み)  各地であれだけ満開だった桜も、徐々に葉…