■右折レーンが直進レーンの左側にある?
路面を見てみると基幹バスレーンと書かれた表示があり、一般車レーンとの区分けがされている。またバスレーン自体もカラー舗装がされており、名古屋方面へ向かうレーンはアイボリー系、引山方面へ向かうレーンはブラウン系のカラーとなっていて、誤進入や逆走防止の対策が取られている。
そしてなんといっても印象的なのは道路標識なのではないだろうか。路線バス専用の標識もあまり見かけないが、レーンの規制標識が右折の隣に直進であったり、場所によっては右折の隣が左折という、どう走っていいのか考えてしまう初見殺しの標識が並ぶ。
もちろんこれは基幹バスレーンが中央にあるため一般車が右折できる交差点についてはこうした標識を見ることができる。また基幹バスレーンは時間帯より専用であるが、それ以外は優先となっているため、一般車も走行している。
ただ基本的に交差点は直進という規制表示があるため、バスレーンから右折は出来ず、左側の一般車右折レーンに入ることが必要であり、バスの後ろについているとバス停では必ず停車するので同じように待つ必要があるなど、このレーンを走行するのはなかなかハードルが高い。
沿線に住む人たちには常識なのかもしれないが、何かの機会で名古屋を走ることがあるとすれば、走行するのは避けた方がいいレーンだろう。
■定時性は確保されている!
筆者は基幹バスを乗り継ぎながらバスレーンが途切れる引山を目指した。名古屋市営バスとしての基幹2号系統は起点終点は1つというわけではなく、名古屋駅バスターミナルを起点とするバスは茶屋ヶ坂経由の猪高車庫行き、栄を起点とするバスは引山、四軒家行きとなっている。
そして基幹2号系統は名鉄バスも運行している。こちらの起点は名鉄バスセンター、そして行き先は三軒家、藤が丘のほか名古屋市外となる瀬戸駅前やトヨタ博物館、尾張旭向ヶ丘など広範囲に渡る。朝夕のラッシュ時に何台ものバスが連なるのは本数の多さもあるが、2社の乗り入れと行き先が多いことが影響している。
しばらくは片側3車線が続いていたが途中の谷口交差点からは東行きのみ2車線へ、茶屋ヶ坂バス停では猪高車庫行きバスと別れていく。その先を進むとやがて片側2車線の道へと変化していく。そしてようやく引山バス停に到着した。
筆者は途中乗り降りしながらだったが、栄からだと約45分だ。ちなみに引山バス停は先ほどまでの道路中央部に設けられた停留所ではなく交差点を曲がった先にあるターミナルとなっている。入口には「引山バスターミナル」「一般車両乗入禁止」という文字が書かれていた。
ここは基幹バスのバス停だけではなく、市営バスの停留所でもあるので基幹バスの車両や名鉄バスの間に市営バスの車両も入ってくるなど、さまざまな車両を見ることができる。市営バスの路線図を見ると、ここからは5路線のバスに乗り換えすることでさらに守山区内や名東区内、藤が丘や小幡、星ケ丘などへ向かうことができるようだ。
筆者は再び栄行きのバスに乗車し、中心部へと戻った。乗車した感じでは渋滞などノロノロ運転を感じることなくほぼ定刻で、とてもスムーズに目的地まで移動することができた。










