以前、はとバスと今年20周年を迎えたリラックマとのコラボについての乗車レポートをいくつかお届けした。その時点では2023年1月28日(土)~4月16日(日)までの土・日・祝日運行という予定だったのだが、その後人気で延長が決定し、7月いっぱいまでの運行になった。
この延長運行でようやく乗車することができたので、その模様をお届けする。関連記事に初便やその後の第二弾コラボバスの乗車レポートを掲載しているので合わせてご覧いただきたい。
文/写真:東出真
編集:古川智規(バスマガジン編集部)
(詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)
■走り出す前からうれしい特典!
はとバスの出発地としてはあまりにも有名な東京駅丸の内南口。多くの利用者がバスの到着を待っていて、乗り場に着くとすでにバスが到着していた。このツアーのために用意されたいすゞガーラのリラックマデザインラッピングバスで、側面には東京の名所とはとバスの制服を着たリラックマたちが描かれておりとてもかわいい。
リラックマ×はとバスの文字もコラボレーションならではで誇らしい。乗車手続きを済ませると、早速このツアーお楽しみの1つであるリラックマおでかけぬいぐるみキーホルダーが手渡された。もちろんこのツアーでしか手に入れることができない貴重なアイテムだ。
出発時刻の11時に予定通りに発車した。今回は満席ではなく少し座席にも余裕があるようだ。筆者は1人で参加したが、「隣に乗車する人はいないので荷物など置いていただいても大丈夫ですよ」と乗車時に案内をいただいた。
相席となって同じリラックマが好きな趣味の人で意気投合するのももちろんいいと思うが、なるべく相席にならないように座席を調整していたのだろうと思うと予約担当のご苦労がうかがえる。
■豪華ランチでテンション爆アゲ!
東京駅前を出発したバスは二重橋前を通過し、千代田区内を走行する。桜田門や警視庁、国会議事堂や靖国神社の横を車窓見学をしながら走る。バスガイドの案内もあるので、車窓から東京要部を観光できる。30分ほど走行して、水道橋にある東京ドームホテルへ到着した。
昼食はここの3階にある「リラッサ」にてブッフェだ。ちなみにこの日は東京ドームホテル開業23周年記念ということで「シェフによる技の饗宴」と銘打ち、シェフが腕を振るった料理がずらりと並び混雑していた。ツアー一行は用意された区画に案内され、そこで昼食についての説明と食事という流れになった。
大きな窓の近くでフロアも明るく、ランチにはとてもいいロケーションを確保してあった。ブッフェはツアーの案内には60分と書いてあるのだが、この時間ギリギリで食べていていいというわけではなく、1階のフロアを出た先にバスが停車しているので、その時間内でバスまで戻ってこないといけない。
移動込みの時間が60分という意味だ。またこのブッフェではツアー限定のリラックマパフェが登場する。パフェの上に置かれたマシュマロにプリントされたリラックマたちがなんともかわいくて食べるのが惜しいくらいだった。