自由研究最後の追い込みはバスで上野公園へGO!! バス目線ならではの発見がてんこ盛りだ!!

自由研究最後の追い込みはバスで上野公園へGO!! バス目線ならではの発見がてんこ盛りだ!!

 夏休みの自由研究は追い込みだろうか、あるいはこれからだろうか。今回は上野公園を取り上げてみたのでバスで巡っていただきたい。動物園と公園だけでは発見できない研究テーマが見つかるかもしれない。

文/写真:小野寺利右
編集:古川智規(バスマガジン編集部)

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上野公園の歴史

 上野公園の正式は「上野恩賜公園」だ。わが国でも有数な観光スポットだが、普通は鉄道でアプローチする。しかし意外にも広い敷地を縫うようにバスが走っている。このバス路線を目的地別に利用して研究分野別に下車してみた。公園内はもちろん、歴史ある仏閣や博物館などもあるので、参考にしていただきたい。

 上野恩賜公園の歴史から紹介しよう。公園の歴史は寛永寺の境内だった江戸時代に遡る。幕末の上野戦争により一時は焼け野原になってしまう。明治時代になり新政府は病院を建てようとするが、視察に訪れたオランダの軍医の提言により公園を造成することになり、明治6年の太政官布告により正式に公園となる。

上野公園全図
上野公園全図

 その後、宮内省の管轄から大正時代に入り東京市に下賜され現在に至る。ちなみに「恩賜」とは天皇陛下から物品を賜る行為、または贈り物そのもののことであり、その意味では大変ありがたい公園なのだ。東京には恩賜公園が比較的多いので、そのあたりの歴史をまとめれば小論文程度にはなりそうなほど。

上野公園周辺の都営バス路線

 上野公園をめぐるための移動手段、つまりバス路線を紹介する。まずは公園の敷地全体をぐるっと回る都営バスは上26系統だ。これは以前に乗りバス記事で紹介したが、言問通りから上野桜木を抜けて根津駅から左に折れ、公園沿いを走り終点はその名も上野公園。この上野桜木から終点までにスポットが点在する。

 まずは北側にある寛永寺。後述する台東区コミニュティバス「めぐりん」だと寛永寺停留所あるが、上26系統の上野桜木停留所(めぐりんにも停留所がある)も近い。バス停からは徳川幕府最後の将軍である慶喜公の墓所にも行ける。

運がよければボルグレン?
運がよければボルグレン?

 寛永寺の山号は東叡山で天台宗の寺院だ。幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、寛永2年に建立された。江戸城の鬼門にあたるため、当地が選ばれのは平安京に対応する比叡山と似ている。ここも歴史が学べるスポットだ。

 次は上野桜木停留所から、上26系統に乗り言問通りから不忍通りに出て、池之端二丁目で降りると上野動物園の池之端門そばに出る。しかし現在は出口専用になっているので入場はできない。

 スポットとしては公園の端にポツンと小さな児童遊園がある。ここは池之端児童遊園と言い、敷地は狭いが中央にある物が鎮座している。それは都電の車両で、現役時代はこの地が電停だったようだ。

児童公園には都電が!
児童公園には都電が!

 ここからは、不忍池沿いをバスは進んでいく。この区間の根津駅からの不忍通りは、「めぐりん」も並走している。途中の不忍池は真ん中に寛永寺の辯天堂が存在する。池はこの季節は蓮が多く茂っていて、花を咲かせている。このまま進むと上26系統は終点となってしまうが、めぐりんは引き続き上野駅方向へ向かう。

 上野公園停留所は、都営バスは上26系統だけでなく他にも上58系統や、上60系統もあり、行先はJR亀戸駅方面、早稲田方面や本数少ないがJR池袋駅方面にも行ける。

次ページは : 台東区「めぐりん」

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