懐かしの国鉄「なんごく号」から代替わりして20年以上……末裔の「なんごくエクスプレス」に乗ってみた

■「なんごくエクスプレス」に乗りバスする

 いにしえの国鉄バスの面影を手繰り寄せ、現在の松山〜高知都市間高速バスの基礎情報を踏まえた上で、「なんごくエクスプレス」がどんな交通機関なのかを確かめるべく、実際に利用してみることにした。

中・長距離バスの発着場にもなっているJR松山駅
中・長距離バスの発着場にもなっているJR松山駅

 「なんごくエクスプレス」は予約制の高速バスだ。よくある都市間高速バスと同じ要領で、大手バス予約サイトから予約とチケットの購入ができる。

 Web購入での運賃は標準料金で3,700円。JR時代の「なんごく号」全盛期に運賃+指定券合わせて3,600円だったのを思うと、それほど変わっていないと言える。

 移動距離にすると150km以上あり、標準料金でもかなりリーズナブルな印象を受けるが、ここからさらに割引が適用できる。前日割を利用したところ、Web割を含め何と1,960円にまでプライスダウンした。

 松山から高知までを鉄道の予讃・土讃線回りの特急で移動すると1万円かかる。そこを1千円台で攻めてくるのだから驚かされるばかりだ。

 席にも十分な空きがあり、滞りなくチケットの手配が完了した。あとはバス乗り場へ向かうだけ……続きはまた次の機会に。

【画像ギャラリー】国鉄バスの時代から続く愛媛〜高知の都市間バス(6枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

トヨタの韋駄天が覚醒する! 6代目NEWスターレットのSCOOP情報をはじめ、BC的らしく高級車を大解剖。さらに日産・ホンダの協業分析、そして日向坂46の富田鈴花さんがベストカーに登場! 新社会人もベテランビジネスマンまで、誰もが楽しめるベストカー5月10日号、好評発売中!