高齢車続出…つまり超熟成ってことか!! 安定感抜群で狙い目な日産車6選

4代目マーチ(2010年7月発売)

アンパイが奏功!? 旧型と気づかれない中古車が欲しけりゃ日産車を選べ!
2010年のフルモデルチェンジで登場した4代目。幾度も仕様変更が加えられたが、外観はほぼ変わらない。中古車価格もリーズナブル。現行車感があり、さらに価格も安いマーチは一押し!

 2009年11月の発売以来、11年を超えるロングセラーモデルとして現在も販売されている4代目マーチ。しかも、11年を超える長いモデルライフにもかかわらず、一部改良やマイナーチェンジが少ない完成度の高さも4代目の大きな魅力となっている。

 最近では2020年7月に前方の状況を監視して車両や歩行者との衝突回避を支援するインテリジェント エマージェンシーブレーキやアクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる衝突回避を支援する踏み間違い衝突防止アシストを全車に標準装備する一部仕様向上が行われている。

 2013年6月のマイナーチェンジでフロントグリルの意匠が変更されてはいるものの、それ以外の部分では低年式と高年式で見分けがつかないというのが正直なところ。

 だったら、お手頃な低年式の中古車を購入するのもアリな選択というわけだ。しかも、現在の中古車市場では30万円前後から買えるリーズナブルな個体も多く、お買い得感もハンパなし!

3代目エルグランド(2010年8月発売)

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2010年8月に登場した3代目。マーチ同様、それ以降、外観上の大きな変化はなし

 元祖高級ミニバンとして1997年にデビューして以来、日産の最高級ミニバンとして存在感あふれるスタイリングや優れた快適性&卓越した走行性能によって人気を獲得してきたエルグランド。

 現行モデルの3代目が発売されたのは11年以上も前の2010年8月。キング・オブ・ミニバンたる威風堂々としたスタイル、特別感・最高級・最上質を実感できる移動空間、意のままの走りとクラストップレベルの燃費性能、考え抜かれた装備と取り回しの良さなどが功を奏し、発表後2週間で月販目標(1900台)の3倍を超える累計6386台の受注を記録した。

 その後は2014年1月のビッグマイナーチェンジをはじめ一部仕様向上が行われたり、多種多様な特別仕様車がリリースされたが、現在の高級ミニバン市場はトヨタ アルファードがひとり勝ち……という状況が続いているのが実情だ。

 だからというわけではないが、10年選手の3代目初期型であれば50万円前後から購入できる状況にある。

3代目エクストレイル(2013年12月発売)

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2013年に登場した3代目エクストレイル。アウトドアスポーツを楽しむ若者がターゲットというコンセプトは首尾一貫。それ以降、フルモデルチェンジはなく今に至っている。中古車価格も100万円前後とリーズナブル

 2001年から始まった世界最大級の屋内スノーボード競技会“X-TRAIL JAM”の特別協賛によって若者への知名度を高めた初代&2代目に続き、アウトドアスポーツを楽しむ若者をターゲットとした“進化をし続ける本格SUV”として登場した3代目エクストレイル。

 3代目では世界初のアクティブライドコントロールやアクティブエンジンブレーキなどの先進技術を全車に採用して乗り心地・運転のしやすさ・安全性などを先代モデルから大幅に向上。また、ヒルスタートアシスト、アドバンスドヒルディセントコントロール、ヨーモーメントコントロールといった多彩な機能を搭載する4WDシステムのALL MODE 4×4-iも抜群の悪路走破性を発揮することから好評を博した。

 現在の中古車市場では100万円前後からといった価格相場となっているが、クルマ好きにとっては現行モデル云々よりも中国市場向けとしてすでに発表されている次期モデルの国内デビューが気になるところ!?

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