改造車ばかりではない!?!? オートサロンは新車発表の場でもあるらしい!?!? 過去に発表された車好きが思わず欲しくなる名車とは!?!? 大ブームのあの車もあるらしい!!
文:西川昇吾/写真:ベストカー編集部
【画像ギャラリー】憧れのGT-Rも気になるヤリスも懐かしいbBも画像でチェック!! (22枚)画像ギャラリー■東京オートサロンでのお披露目とは!?!?
クルマ好きにとって年明けの大イベントと言えば東京オートサロンだ。
1983年に「東京エキサイティングカーショー」として始まったこのイベントは、当初改造車の展示といった具合で「改造文化元年」ともアナウンスされていた。
しかし、今や社会的にも認められ各自動車メーカーも参加するようになり、ここで初披露となるクルマも存在するほどだ。
今回は、オートサロンで初披露や発表となったクルマたちを振り返ってみよう。
■ここから始まった!! スカイラインGT−R
まず歴史のターニングポイントと言える1台がR33型のスカイラインGT-Rだ
1995年1月の東京オートサロンで正式発表されたのだ。
自動車メーカーの市販車がこのオートサロンで発表されるということは、このスカイラインGT-Rが初めてのことであり、大きな話題となった。
その背景には先代R32がチューニングシーンで活躍してきたこと、そしてこの年から改造の規制緩和によりチューニングやカスタマイズがしやすくなったことなどもあるだろう。
このR33 GT-Rのオートサロンでの発表は、日産がオートサロンとチューニングを認めたことが分かるエピソードとも言えるが、
その後継モデルであるR34 GT-Rでは更に凄いことが起きた。
正式発表の場がオートサロンであったのは当然で、なんと事前にチューニングパーツメーカーやショップにGT-Rが納車されており、新車発表と同時にチューニングされたGT-Rがオートサロンを彩っていたのだ。
■WRCの息吹を感じる!? GRヤリス
記憶に新しいモデルで言えば2020年に初公開されたGRヤリスだ。
この年のオートサロンはコロナ禍の影響を受ける直前の開催であったが、ショーの中でも最も話題となっていた。
チューニングやカスタムに興味がある人々が集まるイベントなだけに、クルマ単体はもちろんどのようなパーツが装着されているか、
どのようなエアロ造形になっているかといった部分を細かに見ている人が多かった印象だ。
また、WRCマシンと並べて展示されていて、この場で2020年のWRC参戦体制を発表するといったこともあった。
GRヤリスの東京オートサロンお披露目は、ラリーとの親和性を思わせる実車公開であった。
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