我らがベストカーの主要コンテンツであり、毎号巻頭を飾っているのがスクープ。そんな現在編集部に入っているスクープ情報をまとめた別冊ベストカー「スーパーSCOOP完全ファイル2026保存版」が大好評発売中。発売を記念して、誌面で取り扱っている注目記事を抜粋してお届けしよう!!
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー予想CG
【画像ギャラリー】低重心なフォルムにウットリ!! 新型スカイラインの姿をしっかりと目に焼き付けて!!(6枚)画像ギャラリーセダン×V6ターボ×3ペダルの原点回帰へ
日産が、生き残りを懸けた再建に本格始動中。イヴァン・エスピノーサ社長兼CEOの指揮のもと、大規模なリストラ策が進行している。2026年度までに固定費・変動費合わせて2500億円を削減し、生産能力も年間350万台(中国除く)から250万台へと大胆に適正化する計画だ。
13あったプラットフォームは、2032年度までに9種類、2035年度には7種類へと集約される見込み。新型車の開発期間を30カ月へ短縮することも目標に掲げ、開発のスピードと効率を一段と高めていく。
同時に、業績回復の生命線となる新車攻勢も加速させている。2025年は新型リーフとルークスが発売され、JMS2025では新型エルグランドを公開。さらに2027年度以降には、新型スカイラインやパトロールの投入が予告され、日産のラインナップは一気に攻めの姿勢を強めている。
スカイラインは、今年5月の再生計画発表でフルモデルチェンジが正式に表明されていたが、いったん進んでいたBEV化計画は白紙に戻され、エスピノーサ社長の決断により内燃機関(ICE)での再構築へとかじを切ったとの情報もある。クルマ好きの心に再び火を灯す、象徴的な選択といえるだろう。
米メディアによれば、次期インフィニティQ50(日本名スカイライン)のディーラー向け試作車がラスベガスで披露され、そこに搭載されていたのは、純ガソリンターボの3LV6ツインターボに6速MTを組み合わせたパワートレーン。
最高出力は405psの「400R」や420psの「NISMO」と同系のユニットと伝えられており、期待は高まるばかり。
プラットフォームは現行型を発展させた正常進化型となる公算が大きいが、V6ツインターボ、FR、そして3ペダルMTという王道の構成で登場させてるなら、スカイラインファンは拍手喝采で迎えるはずだ。
伝統と革新を併せ持つ次期スカイラインは、日産復活の象徴となりうる。そんな予感に満ちている。










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