日本のみならず、海外でも高い人気を誇るスバルのSUV、フォレスター。特に北米市場での評価は高く、現地でのスバル人気をリードするモデルだ。そんな北米フォレスターに2026年2月、新たに「フォレスター Sport Onyx Edition(スポーツ オニキスエディション)」が追加された。ブラックを基調に質感を高めたこの特別仕様車の魅力をご紹介しよう。
文:立花義人、エムスリープロダクション/写真:SUBARU
【画像ギャラリー】現地で大人気!! 北米仕様のスバル「フォレスター」のハイブリッドモデル(18枚)画像ギャラリー黒で引き締め、質感を引き上げた特別仕立て
北米スバルで新設定された「フォレスター スポーツ オニキスエディション」(以下、フォレスターオニキス)。Onyx(オニキス)は和名で「黒メノウ」を意味する宝石の名称で、その名のとおりブラックを基調としたコーディネートが特徴のモデルだ。
エクステリアには、ダークメタリック仕上げの19インチアルミホイールやブラックアクセントを施した前後アンダーガード、ダークグレーのエクステリアバッジなどが装着され、通常のSportグレードよりも、より引き締まった印象へと磨き上げられている。
インテリアには、ブラック&グレーのStarTexファブリックシートに加えて、シミュレーテッドレザー仕上げのダッシュパネルやブラウンステッチを組み合わせることで、視覚的にも触感的にも質感が高められている。また、576 ワット相当のアンプを備えるHarman Kardon社製の高性能スピーカーシステムを標準装備しており、移動空間としての快適性にも抜かりはない。
快適な車内でリラックスしながら移動できるクロスオーバーSUVに、ブラックトーンで統一した精悍を与えたというのが、フォレスターオニキスの特徴だ。
Sport専用サスとAWD制御による走行性能も健在
パワートレインは通常モデルと共通で、スバル伝統の2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載。最高出力180HP、最大トルクは241Nm(178ポンドフィート)を発生し、8速マニュアルシフトモード付のリニアトロニックCVT(無段変速機)を組み合わせる。パドルシフトによる操作も可能だ。
走りの性格を変える「SI-DRIVE」も引き続き採用。日常域で扱いやすい「Iモード(Intelligent)」と、力強い加速を実現する「S#モード(Sport Sharp)」の切り替えが可能だ。Sport専用チューニングのサスペンションにより、乗り心地を大きく損なうことなく操縦安定性を引き上げている点も見逃せない。
もちろん、スバルの核となるシンメトリカルAWDも健在だ。センターデフのロックアップの応答性を高め、オフロード走行時のトラクション確保にも配慮している。
外観と内装の質感向上によって、所有満足度を引き上げた
フォレスターオニキスのメーカー希望小売価格は36,495ドル(約569万円)。通常のSport(34,795ドル)と上級Touring(39,995ドル)のちょうど中間に位置する設定であり、スポーティな外観と上質な装備を備えながら、最上級までは求めないユーザー層を狙う構成といえる。
北米でもハイブリッドモデルは展開されているが、オニキスはガソリン車のみの設定。電動化が進む日本市場とは異なり、北米では依然としてガソリンモデルの需要が堅調であることが理由だと考えられる。
スバル・オブ・アメリカは、フォレスターが長年現地で支持されてきた理由として、安全性、走行性能、快適性、耐久性を高次元でバランスさせながら、手の届く価格帯を維持してきた点を挙げている。「ちゃんと使えて、ちゃんと安心」という価値を積み重ねてきた結果だろう。実際、2026年型フォレスターは、IIHS(米国自動車安全検査機関)の最高評価であるTOP SAFETY PICK+を獲得しており、権威ある雑誌のひとつ「コンシューマーレポート」のトップピック10にも選出されている。
そのフォレスターの本質を崩さずに、質感と存在感を磨いたモデルであるオニキスエディション。劇的な性能向上こそないものの、アウトドアから都会の街並みまで軽やかに馴染む汎用性を備えている。ブラックを基調とした精悍なエクステリアと、上質なインテリアが所有する喜びをより高めてくれるはずだ。ぜひ日本市場への導入を期待したい。
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