「75歳の大きな壁」。はて? と、お思いだろうが、運転免許更新時、75歳以上に義務化されているのが「認知機能検査」。この検査内容がけっこう難しく、75歳にとっては、まさに「大きな壁」。合格するには日頃からの脳活が一番! ……なのだが、実は「30代から脳の萎縮(老化)が始まる」と言われているので、脳活は高齢者だけの話ではないのかもしれない!? ホントなのか、専門医の意見も聞きたい!!
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【画像ギャラリー】脳神経内科専門医・塚本 浩先生考案の「脳活ドリル」を大公開!!(13枚)画像ギャラリー■75歳以上が受検する「認知機能検査」。突破するカギは「脳活」にあり!!
冒頭で「認知機能検査はけっこう難しい」と述べたが、上で紹介しているのが「認知機能検査」とほぼ同様の出題。ものさしやオートバイなどの4枚のイラストを約1分間で記憶するのが1セット。続けて同様のことを3セット行う。
つまり、合計16枚のイラストを約4分間で記憶し、「16枚は何のイラストかを解答しなさい」というのが出題内容だ。75歳以上の高齢者には難易度が高く、ゆえに「75歳の大きな壁」。
では、どうすれば合格できるのか!? 「日頃からの脳活が有効!」。こう断言してもいいが、「実は、脳の老化進行は30代から始まっています」と語る専門医がいる。……えぇ~! マジですか!?
【画像ギャラリー】脳神経内科専門医・塚本 浩先生考案の「脳活ドリル」を大公開!!(13枚)画像ギャラリー■無視できない事実。「30代から脳の萎縮(老化)が始まっている!!」
30代から脳の老化が始まっている……と語るのは、脳神経内科専門医・塚本 浩先生。現在、東京医科大学で脳神経疾患の専門診療に携わりながら、認知症の早期発見や予防研究も行っている脳の専門医だ。
「脳を活性化させる『脳活』は、脳の萎縮(老化)を食い止める、ひとつの対策です。その脳活が必要な世代ではないですが、実は、30代から脳の萎縮が始まっており、脳の老化が進行しています」と塚本先生。
これは驚くべき話!! 60~70代になると脳老化の進行は加速するが、その前の30代から脳の老化が始まっているという事実、中高年世代も無視できない話だ。
そんな衝撃的な話があるいっぽうで、「75歳の大きな壁=認知機能検査」に合格するために、「高齢者にとっては、脳にストレスをかけることが重要になります」と塚本先生は語る。
【画像ギャラリー】脳神経内科専門医・塚本 浩先生考案の「脳活ドリル」を大公開!!(13枚)画像ギャラリー■「脳に適度なストレスをかけることが大切です」(脳神経内科専門医・塚本先生)
「今までと同じことばかりをしていると脳は衰えてしまいます。高齢者は脳を鍛えることが重要で、そのためには日頃から脳に適度なストレスをかけてあげること。その意味でも、脳活は重要になります」(塚本先生)
脳活するための身近な存在が「脳活ドリル」。自然と脳が鍛えられる、塚本先生考案の「脳活ドリル」が187問も掲載されているのが、現在発売中の『運転免許認知機能検査 完全攻略本』だ。
脳神経内科専門医の塚本 浩先生と、自動車専門メディア「ベストカー」がタッグを組んだ一冊で、「Amazon売れ筋ランキング」ですでに1位を獲得(高齢化社会カテゴリーと老化カテゴリー)。今、絶好調の本です!!
【画像ギャラリー】脳神経内科専門医・塚本 浩先生考案の「脳活ドリル」を大公開!!(13枚)画像ギャラリー
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