なんでみんなゲレンデって呼ぶの? バカ売れGクラス衝撃の歴史

■電動化など盤石の体制で進化し続けるGクラス

そして2024年7月、さらに新型へモデルチェンジしたGクラス。ただし、こちらもW463A型からのフェイスリフトという位置づけ。しかし、なぜか型式はW465型に変わるという…非常にわかりづらい。
そして2024年7月、さらに新型へモデルチェンジしたGクラス。ただし、こちらもW463A型からのフェイスリフトという位置づけ。しかし、なぜか型式はW465型に変わるという…非常にわかりづらい。

 日本で発売されたのは、「G450dローンチエディション」(メーカー希望小売価格・税込み2110万円)と「AMG G63ローンチエディション」(同3080万円)の2種類の内燃エンジンモデル。

 ポイントはいずれも電動化システムである「ISG」 (Integrated Starter Generator)を搭載したこと。「ISG」はエンジンとトランスミッションの間に配置された、電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねる。

 この電気モーターと48V電気システムにより、回生ブレーキによる発電を行いリチウムイオンバッテリーに充電。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うもの。電動走行はしない一般的にはマイルドハイブリッドと呼ばれるものだ。このシステムもメルセデスではすでに多くのモデルに採用されており、効率性、快適性の向上に大きく寄与する。

 そしてもう1モデル、Gクラスの電気自動車「G580 with EQテクノロジー エディション1」(同2635万円)を発売。4輪独立式モーターを搭載した革新的なモデルだ。

 このG580をオンロードだけでなくオフロードでも試乗してきたので、近日中に公開する続編で細かいインプレッションをお届けする。

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