人気モデルから「二匹目のドジョウ」を狙ったり、あるいは伸び悩み中のクルマのテコ入れを狙ったり、既存のクルマから派生車を作り出すと、思わぬクルマが生まれることもある。ここで紹介するスバル エクシーガクロスオーバー7もそんな一台だ!!
※本稿は2025年1月のものです
文:フォッケウルフ/写真:スバル、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年2月10日号
スバル エクシーガクロスオーバー7(2015~2018年)
純粋な新型車ではなく、ロールーフミニバンのエクシーガをベースにした派生モデル。
外観は、前後バンパーやホイールアーチ、サイドシルなどの専用アイテム、大型フロントグリルやルーフレールなどで、SUVならではの力強さを表現している。また、メッキパーツやアクセサリーライナーで、都市型SUVらしい上質感も漂わせている。
扱いやすいボディサイズながら広々とした室内空間を両立し、前席から後席にかけて着座位置が徐々に高くなるシアターシートレイアウトにより全シートで良好な視界が確保されている。
荷室の広さや使い勝手も、SUVとして見ればクラストップレベル。大開口のリアゲートや張り出しを抑えたトリム形状など、スバルらしいワゴン作りのノウハウが生かされている。
元ミニバンゆえにSUVらしさが希薄に感じるかもしれないが、クロスオーバーSUVとは本来こういうモノであることは存分に実感できるはずだ。
●ここがGOOD!!:多人数乗車、ワゴン的ドライバビリティ、悪路走破性と万能な乗用タイプミニバン
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