助手席側のミラーの角度を工夫することで左後方の死角は減らせる
そして多くの人が難しいと感じるのが、バックでの駐車でしょう。ミドルクラスやラージクラスのミニバンは、運転席から車両後端が遠く、また運転席の位置が高いことで低い部分が見えにくいためにバックでの駐車が怖く感じ、特に左後ろ周辺は、助手席側のドアミラーやバックモニターを通しても見づらくなりますよね。
バックモニターでは見えにくい部分を確認するためには、事前にドアミラーの鏡面の角度をやや下向きに調節しておくこといいでしょう。後退時に角度調節機能があるミニバンもありますが、無い場合もドアミラーの角度を調節することで対応することができます。
また最近は軽視されがちですが、運転席側の窓を開けて、窓から顔を出して車体後方を目視することも有効だと思います。360度周囲を見渡せるモニターであっても、モニターは映る範囲が限られるため、視野が広い人間の目視には敵いません。
また、車両後端が遠くて、そもそもバックするのが怖い、という場合は、自信がつくまで、同乗者に降りてもらって確認してもらう、という方法がいいかもしれません。ミニバンの運転は、慣れの部分も大きく、どこをどう確認すれば安全安心かが理解できれば、恐怖心は自然と薄まっていくはずです。
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こうした苦手なシーンもあるミニバンですが、ドライバーの視線が高いことで遠くまで見渡せるため、運転しやすいとさえ感じることもありますし、ゆったりした乗り心地、そして広い室内など、ミニバンならではの醍醐味もたくさんあります。運転のコツをちょっとだけ理解して、運転に慣れていけば、「ミニバンのほうがむしろ運転は楽」と感じるかもしれません。参考になれば幸いです。
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コメント
コメントの使い方まず車幅感覚だと思う。センターラインない道では中央よりも対向車側へ寄って走ってるのがかなり多いし、複数車線ある道ではライン踏みまくって走ってる。ちょっとRのきついコーナーでは速度落とさず曲がろうとするから、必然的に車線からはみ出して特に対向車は迷惑この上ない。
大型車でもはみ出さずに曲れる道をはみ出す人は、ミニバンなんて向いてないから乗り換えてほしい。