なんでもかんでも高っ!! 知っておくべき「まさかのカーライフ節約術」

基本料金+整備費用を見直せば車検代は安くなる!

なんでもかんでも高っ!! だからこそ[お財布を守る]ために知っておくべき[節約術]
見積もりを作成してもらい、なぜ交換が必要なのかなどをしっかり確認することは必須。疑問にきちんと答えてくれないようなところは、いくら安くてもパスしたほうが無難。ただし、法定費用は値切れないことは知っておこう

 法定費用以外の“基本料金+整備費用(工賃)”はディーラーや整備工場によって独自に決められているため、金額を抑えることは十分可能。

 “基本料金”は、点検技術料や整備技術料、車検代行手数料(事務手数料)を指し、“整備費用(工賃)”と同様にディーラーや整備工場によって異なるもの。

 そんな基本料金+整備費用を抑えるポイントは次の3つ。

1.3社以上の相見積もりをとる

 整備を行うと、作業内容によって「整備費用」や「工賃」と呼ばれるものが部品代と別にかかるが、これはまったく同じ作業時間のかかる整備であっても整備工場やディーラーによって異なるのが普通。

 また、安全確保のために事前に部品を交換する“予防整備”と呼ばれるものがある。

 「バッテリーの交換時期が近づいているから交換」「タイヤのスリップサインがもう出そうなので交換」など、今すぐに車検不合格となるものではないが、次回車検までに不具合が出るものを交換するかしないかは整備する側の考え方による。  

 よって、どの部分がホントに必要な整備なのかが事前にわかる見積もりは必要だし、整備内容の説明も聞いておきたい。

 なぜこの部分の予防整備が必要なのかをきちんと説明してくれない、車検依頼があるかどうかわからないなどの理由でそもそも見積もり作成してくれないところは、あまり近づくべきではないのかもしれない……。

2.中古パーツやリビルドパーツを使う

 特殊なクルマや専門店のあるようなクルマでは、工場内に同車種の中古パーツを持っていたり、できるだけ費用を抑えるためにリビルドパーツ(新品同様の再生パーツ)で対応してくれるところはある。

 また、車検専門店でも純正パーツとほぼ変わらない社外パーツを使った整備・交換をしてくれるところはあるので、車検代を抑えたい人は相談してみる価値はある。

3.ユーザー車検

 これが一番安く抑えられるが、ある程度の整備ができる設備や工具・知識は必須。意図せず危険な状態のクルマを走らせることにもつながりかねないので、かなり自信がある人以外にはあまりお薦めできない……。

⚫︎ディーラーは高い!?

 社外パーツや中古パーツなどへの交換は行わない、専門知識のある整備士が作業を行うことから工賃も高めなこともあって「とにかくディーラーは高い!」と思っている人は多い。

 しかし、現代のクルマは「機械というよりもほぼコンピュータ」であるともいえる。腕のよい整備工場や車検専門店でも、「コンピュータ部分の整備はムリ!」なところはあり、逆にディーラーだからこそ専用の診断機などを使った専門的な整備ができる……なんてことはある。

 よって、「少し高いけど安心を買う」という意味では、ちょい高めのディーラー車検もあり!

⚫︎車検拒否制度を知ってますか?

 “車検拒否制度”とは、車検受験時に自動車税(重量税とは異なる)未納や駐車違反をして放置違反金を滞納していると車検を受けられない、もしくは車検は合格したが車検証を交付してもらえない(お金をかけて車検を取ったのに、車検証がもらえない)制度のこと。

 駐車違反をして違反金を払わずに放置していると、愛車に乗ることもできなくなってしまうので要注意!

【画像ギャラリー】塵も積もれば山となる!! 節約は大事です!(7枚)画像ギャラリー

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