久しぶりに愛車のワイパーを動かしたら、窓を拭き取る効果がイマイチ。「そろそろ交換かなあ」と思ったら、こいつを試してほしい。うまくいけば効果が復活することだってあるのよ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock(トビラ写真=Phatthaya@Adobestock)、ベストカーWeb編集部
ウエスでワイパーゴムを拭きとってみるべし!
クルマのワイパーは雨の日しか出番がないから、普段はつい手入れを忘れがち。久しぶりに動かしてみたら「なんか効果が弱いなあ」なんて感じることがある。
もしワイパーを動かして、窓をキレイに拭き取ってくれなかったら、ダメ元で次のことをやってほしい。とはいえ難しい作業じゃない。濡れたウエスかウェットティッシュで、ガラスと接触するワイパーゴムを拭いてあげるのだ。
ひと昔前、フルサービスのガソリンスタンドが主流だった時代は、この作業、フロントガラスを拭いたついでにスタンドの店員さんがやってくれることが多かった。ところがスタンドもセルフが当たり前となって、この作業もすっかり忘れ去られてしまったというわけだ。
ワイパーゴムは水を掻き上げるのが役目だが、常に土ボコリなどにさらされていてぞうきんのように汚れてしまう。だからぞうきんをすすぐように、ワイパーもキレイにする必要があるわけだ。実際にやってみると、ウエスに真っ黒な線が付くことが多い。
とはいえワイパーゴムには寿命があるから、そもそも寿命を終えてしまったゴムは交換するしかない。ウエスでキレイにしても拭き取りがまだら模様になるような場合は、迷わず交換してしまおう。一般的にワイパーゴムは、1年に1回交換したほうがよいといわれる。
安くあげるコツは、ワイパーゴムを固定している骨のような部分(ブレードと呼ぶ)は残してゴム部分だけを変えること。ゴムの長さや断面形状に種類があるので、カー用品店などなら店員さんに車種を申し出て選んでもらうのが正解だ。
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