2025年新型「アイコン ダーク」日本発売決定! マットブラックのみで仕上げられる軽量スクランブラー登場

2025年新型「アイコン ダーク」日本発売決定! マットブラックのみで仕上げられる軽量スクランブラー登場

 ドゥカティジャパンは、昨年発表された2025年新型「Icon Dark」の国内導入を発表した。10周年を迎えるスクランブラーシリーズの新型で、ダークトーンが際立つマットブラックカラーを新採用。ドゥカティおなじみの空冷803ccLツインエンジンを搭載しつつ、軽量で取り回しのよい車格も魅力のモデルだ。

 
文/Webikeプラス編集部
 

シンプルなミニマリズムを表現する扱いやすいスクランブラー

 ドゥカティ・スクランブラーは2015年からラインナップされている、60年代のデュアルパーパススタイルを再現したネオレトロモデル。排気量は399cc~1079ccまで3種類をカバーするが、いずれも伝統のデスモドロミック空冷Lツインエンジンを搭載、丸いヘッドライトとオーソドックスな車体構成でビギナーにもファンの多いシリーズだ。そんなスクランブラーの中間モデル、803ccの「スクランブラー アイコン」をベースにモノトーンカラーで統一された仕様が「アイコン ダーク」となる。



2025年新型のアイコン ダーク。モノトーンカラーを更にダークにしたマットブラックとなった。



車体構成はシンプルで従来と大きな変化はないが、電スロやクイックシフターなど最新機能を楽しめる。

 昨年海外にて発表された新型スクランブラーシリーズのラインナップの中で、このアイコン ダークもモデルチェンジ。とはいえ外観は従来どおり、シンプルなクラシックスタイルのスクランブラーであることに変わりはない。エンジンは73ps(53.6kW)/8250rpmを発揮しつつ、176kgの軽量さで取り回しも軽快だ。それでいて最新装備は充実しており、メーターには4.3インチTFTディスプレイを採用、Xパターンのデイタイム・ランニングライトとフルLEDライティングシステムを備え、シンプルながら個性的な顔つきを実現している。制御面ではライド・バイ・ワイヤと2つのライディングモード(ロード/スポーツ)を設定。更に新型ではアップ&ダウン対応のクイックシフターを装着可能。よりコントローラブルなライディングを可能とした。

 そんなアイコンダーク、価格は未発表ながら既にオフィシャルサイトにも情報がアップされており、すべての情報が解禁されるタイミングも近いだろう。また海外では同時に発表されている、スクランブラーシリーズ10周年を記念する「10thアニバーサリー リゾマ エディション」や、「フルスロットル」といったバリエーションの登場にも期待していきたい。



おなじみ「X」型ヘッドライトは今回も採用。ガラス製レンズに高級感あり。



コクピットはモダンなフルカラーTFTモニタを採用、電子制御も充実している。



タンクを含め車体はすべてマットブラック仕上げ。容量は14.5Lだ。



シートにはスクランブラーシリーズの象徴「X」型のスタンプが施される。



フルLEDの灯火類は視認性を重視しつつ、シートと一体化したデザイン。



サスペンションは前後ともにKYB製。ホイールはF19インチ、リア18インチだ。



海外では特別パーツを備えた500台限定「10thアニバーサリー リゾマ エディション」など各種ファミリーが登場。日本発売にも期待だ。

 
 
 

アイコン ダーク(2025)主要諸元

・ホイールベース:1449mm
・シート高:795mm
・車重:176kg
・エンジン:空冷4ストロークSOHC2バルブ90度L型ツイン803cc
・最高出力:73ps(53.6kW)@8250 rpm
・最大トルク:6.65kgf・m/7000rpm
・燃料タンク容量:14.5L
・変速機:6速リターン
・ブレーキ:F=φ330mmシングルディスク、R=φ245mmシングルディスク
・タイヤ:F=110/80R18、R=180/55R17
・価格:未発表

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/455203/

2025年新型「アイコン ダーク」日本発売決定! マットブラックのみで仕上げられる軽量スクランブラー登場【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/455203/455216/

「バイク」の人気記事を見る

「普通免許で125cc」続報! 原付免許の定義を変える動きは着実に前進している!

 50cc以下の原付一種は、2025年の次期排ガス規制強化を控え、存続の危機を迎えている。そこで従来の「排気量」で区分されていた枠組みを「最高出力」に変更し、現行125ccクラスの出力を下げて「50ccクラス扱い」とする案が提示された。  …

新基準原付2025年4月スタート、ディオ110とスーパーカブ110が原付免許で運転可能に

 出力を抑えた125cc以下のバイクを原付免許で乗れる「新基準原付」制度。これに関する意見募集の結果が発表され、2025年4月1日から新基準原付の制度がスタートすることになった。さらに、第1弾として発売される新原付モデルの詳細も舞い込んでき…

新原付、ホンダPCX等5車種の走行評価を公開!初心者でも安全に運転可能

※写真はホンダHPより  注目を集めていた原付(50cc)車両区分の見直しが大きく前進。安全性が検証され、原付免許で125ccクラスの出力を抑えた「新基準原付」に乗れるよう法改正に向けて動き出す。ただし、警察庁が実施した新原付の走行評価や試…

新基準原付でもジョグ vs ディオに!? ヤマハが新原付を開発へ

 各紙報道によるとヤマハが新基準原付モデルを開発する方針のようだ。現在ヤマハの50cc原付モデルは、ギア以外はホンダ生産のOEMモデル。生産終了に備えてヤマハは独自の新基準原付をリリースするだろう。   文/Webikeプラス   ヤマハで…

原付二段階右折廃止はなし?50ccから125ccへ排気量改正検討中!原付の未来とは

2023年9月、警察庁から「原付免許で乗車可能な排気量を、現在の50ccから125cc以下に見直す検討に入る」と発表された。が、これは現在ある125ccバイクに原付一種免許で乗れるようになるわけではない。見直しの理由などと合わせておさらい!!

新型CB400のこと? 「400ccの仕様は決まりました」ホンダ首脳の発言の真意とは

 7月上旬に開催されたホンダの二輪メディア向け懇親会で、新型400ccについての発言があったのでその内容を紹介しつつ、真意を探ってみたい。   文/市本行平 Webikeプラス   世界的に活気づく400ccクラスにホンダはどう対抗するのか…

CB400Four復活? 50周年記念でネイキッド新型が日本上陸予想

 当Webでもたびたび報じている「ホンダの400cc4気筒」に関する最新情報が舞い込んできた。中国をメイン市場に400ccと500ccのフルカウル直列4気筒が生産され、これが日本にはネイキッドとして登場するらしい。2025年はCB400フォ…

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

JMS2025に出なかった大物たちの行方は?最新の注目車対決10番勝負『ベストカー12.26号発売!』

JMS2025に出なかった大物たちの行方は?最新の注目車対決10番勝負『ベストカー12.26号発売!』

ベストカー12.26号 価格590円 (税込み)  あの「ジャパンモビリティショー2025…