気温がグングン上昇中! こんなときはタイヤの空気圧もスゴイことになるって知ってた?

気温がグングン上昇中! こんなときはタイヤの空気圧もスゴイことになるって知ってた?

 みるみる暑くなり、夏日の知らせも届いている日本列島。こんな気温の急変時には、タイヤの空気圧に注意したい。空気圧はクルマごとに指定値があるのだが、これがずれていると乗り心地にも燃費にもいいことないのだ。ところでタイヤの空気圧ってどうやってみるの?

文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock(トビラ写真=buritora@Adobestock)、ベストカーWeb編集部

空気の抜けたタイヤはバーストの危険もある。とくに高速走行時は危ない(filmbildfabrik@Adobestock)
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空気圧チェックは簡単。ただしタイヤの冷間時に行おう

空気の抜けたタイヤはバーストの危険もある。とくに高速走行時は危ない(filmbildfabrik@Adobestock)
空気の抜けたタイヤはバーストの危険もある。とくに高速走行時は危ない(filmbildfabrik@Adobestock)

 気温が変わればタイヤの中の空気の圧力も変わる。するとタイヤの特性も変化するわけで、燃費が悪くなったり乗り心地が硬くなったりする。とりわけ急激に気温が上がる今の時期は、特性変化が起こりやすいから、注意が必要なのだ。

 というわけで空気圧の再チェックをオススメするわけだが、なにも難しいことはない。給油のついでにパパッとやっちゃえばOK。唯一注意するのはガンガン走った直後にやらないこと。空気が温まっていると適正値が計れないからだ。やるならドライブのスタート時などがベストだ。

 指定空気圧だが、運転席のドアを開けて、側面あたりにシールで貼られていることが多い。タイヤサイズや乗車人数、前タイヤと後ろタイヤなどで異なる数値が指定されているが、自分の使用状況に一番近い数値を選べばいい。

スマホで空気圧をリアルタイムでチェックできるグッズも!

太平洋工業の空気圧センサー。バルブキャップを交換するだけで装着できデータをスマホで確認できる
太平洋工業の空気圧センサー。バルブキャップを交換するだけで装着できデータをスマホで確認できる

 あとは指定値に合わせて空気を入れるだけなのだが、もし燃費を重視するなら、指定値より高めにすることをオススメする。転がり抵抗が減って高速ドライブなどでは威力を発揮するはずだ。

 ただし入れすぎは禁物。指定値+20kPaを上限としよう。空気圧を高くすると乗り心地が硬くなるので、他の乗員などから不満が出るようなら、徐々に空気圧を下げよう。

 ちなみに欧米では、タイヤの空気圧モニター(TPMS)の搭載が車両に義務付けられている。かの地ではクルマのアベレージスピードが高いので、空気圧の低下などが大事故に繋がりやすいためだ。海外に輸出される一部の日本車にも装備されている。

 もし普段から空気圧にこだわりたいならば、最近はスマホアプリで空気圧がチェックできる空気圧センサーも売られている。たとえばTPMSの老舗である太平洋工業が市販する、タイヤのバルブキャップとスマホを連携するセンサーは7810円(※先着300セット価格)と手ごろだ。気になる人はぜひチェックを。

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