2列目の快適性&3列目の使い勝手が評価のカギ! 5代目オデッセイ ラフェスタ プレマシー プリウスα 全高1700mm未満の乗用ミニバンランキング2014【ベストカーアーカイブス】

■渡辺陽一郎氏に聞いてみた

1位 ホンダ オデッセイ……2013年10月、5年ぶりにフルモデルチェンジされた5代目モデルはエリシオンと統合されたモデルとして登場。歴代初の両側スライドドアを採用している
1位 ホンダ オデッセイ……2013年10月、5年ぶりにフルモデルチェンジされた5代目モデルはエリシオンと統合されたモデルとして登場。歴代初の両側スライドドアを採用している

【編集部からのクエスチョン】オデッセイが1位になった理由と、2位にシエンタがランクインしてきた理由を教えてください。

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 このクラスの1位は断然オデッセイ。

 床の地上高を約340mmに抑え、フラットフロア構造のミニバンではナンバーワンの低床設計。ほかのミニバンはフラットフロア構造ではないから、シエンタを除くと3列目に座った時に燃料タンクの張り出しで膝が大きく持ち上がる。

 特にプリウスαの3列目は窮屈。これらの車種に比べてオデッセイの3列目は大幅に快適。3列目を畳んだ時の積載性も勝り、走行性能も満足できるから1位に。

 2位のシエンタは登場後10年を経たが、薄型燃料タンクで床が低く今でも実用性は高い。3列目は小さなセパレートシートで座り心地は悪いが、膝の持ち上がる姿勢にならない。サイズは小さいが片手で2列目の下に格納可能。

 高機能で割安だから後発のパッソセッテが販売を終え、シエンタが生産を再開した。

2位 マツダ プレマシー/日産 ラフェスタハイウェイスター……マツダの「NAGAREデザインコンセプト」を初めて量産車で採用した車種で、空力がCD値=0.30と優れているラフェスタハイウェイスターはOEMモデル
2位 マツダ プレマシー/日産 ラフェスタハイウェイスター……マツダの「NAGAREデザインコンセプト」を初めて量産車で採用した車種で、空力がCD値=0.30と優れているラフェスタハイウェイスターはOEMモデル

(写真、内容はすべて『ベストカー』本誌掲載時のものですが、必要に応じて注釈等を加えている場合があります)

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