国内では目立たず海外で人気の「外弁慶」なクルマ。2021年に国内での販売を終了した日産 シルフィは典型的な外弁慶カーだ。日本とは対照的に、中国市場でのシルフィはe-POWERを搭載し、マイナーチェンジを経て販売も好調なのだ!!
※本稿は2025年3月のものです
文:ベストカー編集部/写真:日産
初出:『ベストカー』2025年4月10日号
海外人気もわかるカッコよさ!
2000年、日産がパルサーの事実上の後継車種としてリリースしたセダンがブルーバードシルフィ。後継モデルだったものの、しばらくは従来のブルーバードと並行販売されていた。
ブルーバードの名称が外されてシルフィのみのシンプルな車名になったのは2012年に登場した3代目から。手堅い作りと使い勝手のよさから評価も高かったが、2021年に国内販売が終了している。
だが、実は日本での販売終了に先行する2019年には、4月の上海モーターショーで4代目モデルが発表され、その年のうちに販売開始となっている。つまり中国では売られ、依然として人気モデルであり、好調な販売実績を残している。
中国でのシルフィ快進撃は続き、2021年にはe-POWER搭載モデルが市場に投入され、2023年にはマイナーチェンジが実施された。
車名は変えられているが、4代目シルフィは北米やその他の国でも販売は継続。今こそ日本へ、どう!?

















コメント
コメントの使い方結局、日産の「役員の上」にいるルノーを筆頭とした株主は、日本市場に「売れるモデル」を投入すると「日本人の日産離れ」が実現できなくなりますからね。
ルノーが日産を経営統合すべく、圧力をかけていたいた事実を自動車専門誌だけでも伝えて欲しいですね。