ついにキタ!!! スバル レヴォーグに大人の装備を加えた特別仕様車が登場した件

ついにキタ!!! スバル レヴォーグに大人の装備を加えた特別仕様車が登場した件

 2025年3月、スバル レヴォーグにSTI スポーツ Rブラックリミテッドがラインナップ。走りはそのままに、RECAROのセミバケットシートやブラック塗装のミラー、ルーフアンテナを装備し、余裕を楽しむ大人のモデルに仕上がっていた!!

※本稿は2025年3月のものです
文:ベストカー編集部/写真:森山良雄、スバル、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年4月26日号

【画像ギャラリー】疲れ知らずの乗り味とアイサイトXによる安心感をプラス!! 特別仕様車が加わったスバル レヴォーグ(20枚)画像ギャラリー

レヴォーグに大人の余裕を楽しむ特別仕様車登場!

2.4Lターボエンジンを搭載し、快適に高速道路を巡航できる。その一方で低速から太いトルクが発生し、街なかでも乗りやすい
2.4Lターボエンジンを搭載し、快適に高速道路を巡航できる。その一方で低速から太いトルクが発生し、街なかでも乗りやすい

 レヴォーグは日本のステーションワゴンのベンチマーク。2020年10月の発売以来、年々改良を重ねてきたおかげで、4年半が経とうとする今でも古さを感じさせないモデルだ。

 ベストカー編集部は2021年3月登録のレヴォーグGT-H EXモデルを社有車として使っており、これまで4万3000km余りを走ってきた。

 大きな故障もなく、アイサイトXの安心感もあって、長距離移動の際に編集部員から指名されることが多い。また購入から4年が経った今でも、外観に大きな変更がなく、“新車”を味わっていられるのもオーナーとしてはうれしいところ。

 今回試乗したレヴォーグSTI スポーツ Rブラックリミテッドは、Rの文字が入っている通り、2.4Lの直噴ターボモデル。

 1.8Lターボが177psなのに対し、2.4Lターボは275psと100ps近くパワフルになっているが、普段使いではパワーよりも乗りやすさや静粛性が大きく向上していることに気づく。

 踏み込まなくても余裕の加速を見せ、高速のクルージングでも回転が抑えられているからだろう。足回りもSTI系はZF製の電子制御ダンパーが与えられているが、フラットな乗り味を手に入れている。

 ベストカー編集部もレヴォーグ購入の際、STIがいいという声が圧倒的に多かった。しかし、硬めの乗り心地に「これで音羽ニュルは厳しくないか!?」と一部の編集部員からNOが出てGT-H EXにした経緯がある。「今ならSTIに惹かれるな」と思わずつぶやいてしまった。

 レヴォーグSTI スポーツ Rブラックリミテッドはブラック塗装のドアミラー、ブラックルーフ&ピラートリム、ルーフアンテナを装備し、引き締まった外観となった。

 インテリアもスエード調になったインパネミッドトリム&ドアトリム、RECAROのフロントシートなど特別な装備となっている。特にRECAROシートはレヴォーグが得意な長距離移動をより快適にしてくれそうだ。

アイサイトXの進化を実感できる

きめ細かい制御が施され、進化したアイサイトXを搭載し、安心感が高まった
きめ細かい制御が施され、進化したアイサイトXを搭載し、安心感が高まった

 レヴォーグはだいたい1年ごとに改良が行われている。

 特にアイサイトXの進化にはこだわり、長時間にわたってステアリングが操作されていない場合に徐々に減速・停止し、ハザードランプやホーンで周囲に知らせる「ドライバー異常時対応システム」を2021年11月に改良し、車線内で停車した際にはすべてのドアが自動で開閉できるようになった。

 2023年10月の改良ではステレオカメラに加えて広角の単眼カメラを採用し、低速走行時の自転車や歩行者に対するプリクラッシュブレーキ性能が向上した。

 さらにデジタルマルチビューモニター機能に4つのカメラから取り込んだ映像を合成し、360度映し出す3Dビュー表示が可能になり、死角を減らすことでバックでの車庫入れなどでの安心感が増している。

 そして2024年12月には「ドライバーモニタリングシステム」と「ドライバー異常時対応システム」との連携強化が図られ、ツーリングアシスト作動中に長時間ステアリングから手を放している場合に加え、脇見や居眠りを検出した場合にも作動するように改良された。

 また、「車両中央維持制御」と「先行車追従操舵制御」も改良された。高速道路などで車線中央付近を走行中は軽めの操舵フィールとなり介入操舵をしやすくし、ジャンクションなど急なカーブや白線付近を走行している場合は、安全優先で重めの操舵フィールとなり、メリハリをつけてきた。

 実際に高速道路で試してみたが、我々が普段乗っている初期型に比べ、お節介さがなくなり、ドライバーにとっては操舵フィールが自然になったと感じた。

 インパネ周りのデザインなどは大きく変わっていないものの、アイサイトXの進化でもたらされる安心感はスペックにこそ出ないが、レヴォーグの魅力を一段と引き上げている。

 今回試乗で何台かのレヴォーグに遭遇したが、オーナーたちから「おっ!」という視線を感じた。WRブルー・パールにブラックのアクセントがオーナーたちには刺さっているのだろう。

●スバル レヴォーグSTI Sport R-Black Limitedの特別装備
・STIロゴ入りRECAROシート
・運転席8ウェイパワーシート
・インパネミッドトリム/ドアトリムスエード調
・センタートレイ加飾/フロアコンソールリッド/ドアアームレスト ブラック表皮巻
・ブラックルーフ&ピラートリム
・ブラック塗装ルーフアンテナ
・ブラック塗装ドアミラー
・ラスターブラック塗装LEVORG/シンメトリカルAWDオーナメント

●スバル レヴォーグSTI Sport R-Black Limited 主要諸元
・全長×全幅×全高:4755×1795×1500mm
・ホイールベース:2670mm
・エンジン:水平対向4気筒2387cc+ターボ
・最高出力:275ps/5600rpm
・最大トルク:38.2kgm/2000~4800rpm
・車両重量:1640kg
・サスペンション:前ストラット/後ダブルウィッシュボーン
・WLTCモード燃費:11.0km/L
・価格:536万8000円

PR:【期間限定】ガソリンが6ヶ月最大7円/L引き ≫

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型MR2改めGRセリカの発売時期が決定!? GRスープラポスターもついてくるベストカー7.10号発売中

新型MR2改めGRセリカの発売時期が決定!? GRスープラポスターもついてくるベストカー7.10号発売中

ベストカー7.10号 特別定価590円 ちわ! 志が低すぎて15分で終わるミッションオイル交換に着手…