老眼の進行とともにクルマの運転はヘタになる！　アラフィフ読者必読の老眼＆腰痛セルフケア【ベストカーアーカイブス2013】

【番外コラム02】ここにも注目!! 「腰痛は職業病」トラックドライバーの腰痛対策

　腰痛とトラックドライバーは切っても切れない関係にある。重い荷物を始終持っているのだからしかたがない。一番効くのはセメントや米などの袋物の手積み手おろしで、13トン車なら25kg入の袋を500袋以上積める。カーペットを丸めた原反と呼ばれる巻物もズッシリ重たく体にこたえる。

　手積み手卸しを毎日繰り返すということは、肩、腰、手首、脚などの関節や筋肉にもの凄い負担がかかる。だから、トラックドライバーにはプロスポーツ選手並みに故障者が多かった。「多かった」と言ったのは、最近はパレット積みが一般的になって、手積み手卸しは減ったからである。

　だが、一部では手積み手卸し作業がなくなったわけではない。

　また、手荷役が減っても、長時間同じ運転姿勢のまま上下に揺られるのは結構腰にくる。昔のドライバーは腹巻を、いまのドライバーはコルセットを巻いていることも多い。

　体力に自信があった自分だが、この前、ギックリ腰をやらかしてしまった。九州から東京に、途中で休憩はとったが20時間ぐらい運転して帰ってきて、急に大きな荷物（決して重たくはないのだが）を持ったら、ピキッと腰に激痛が走り、一週間ほどは歩くのも痛かった。だが幸い、仕事は続けられた。

　予防策としてはサービスエリアなどで停まった時は、車外でストレッチ体操をしたり、軽いジョギングをしたりすることだろう。あと、朝卸し先に到着すると事業所でラジオ体操をしていることがあるが、見ていないで一緒に参加するのもよいだろう。荷物を持つ前には準備体操をするというのが腰痛の防止策だ。

（TEXT／長野潤一）

【番外コラム03】ここにも注目!!! 老眼抑制に効くサプリ

　老眼対策といったら「ブルーベリーサプリ」が有名だし実際のところ効果的。これは、ブルーベリーに含まれるアントシアニンと呼ばれる色素が疲れ目やかすみ目を解消する効果を持つためといわれる。

　また、活性酸素を除去する効果もあるといわれ、細胞の老化を防ぐ効果も期待できる。

　ちなみにアントシアニンは青や紫の元になる成分で、ブルーベリーに多く含まれているのが有名だが、カシスやハスカップ、プルーンやブドウなどにも含まれている。ムラサキイモやムラサキキャベツのムラサキもアントシアニンによるものだ。

　アントシアニンは24時間程度で効果を失ってしまうので毎日摂取することでより確実な効果を得ることができる。そのために、生のブルーベリーを食べるよりサプリで摂取するほうが効率的だということ。

　ところで、アントシアニンによる効果だが、老眼を改善する効果は期待できない。あくまでも老眼の進行を抑制する効果が期待できるといった程度の理解が必要だ。

（写真、内容はすべて『ベストカー』本誌掲載時のものですが、必要に応じて注釈等を加えている場合があります）