ピザやハンバーガーもビッグサイズのアメリカはクルマも例外ではなく、日本だったら車線いっぱいになりそうな車幅のクルマが走っていたりする。北米トヨタで販売中のトヨタ シエナも「ミニバン」の“ミニ”の部分に違和感を覚える巨大サイズだ!!
※本稿は2025年5月のものです
文:立花義人/写真:トヨタ ほか
初出:『ベストカー』2025年6月10日号
アルファード超えのサイズ感でもはや敵なし!
トヨタ シエナは、後席スライドドアを備えた7/8人乗りのミニバンだ。現行モデルは2020年10月に登場した4代目。全長約5m、車幅も約2mと、かなり巨大なサイズが特徴のモデルだ。
すっきりとクリーンなイメージでありながらも印象的なデザイン。落ち着いた色やデザインのシート、トリム類などで構成され、3列シートで家族がゆったりと快適に過ごせる設計。
2列目シートには「スーパーロングスライド・キャプテンシート」が装着され、ゆとりのあるスペースを確保。上級グレードには内蔵式の冷蔵庫が標準装備となっているほか、内蔵バキュームによって食べ物のくずやゴミなどを素早く掃除するという驚きの機能まである。
ボディサイズは全長5170×全幅1990×全高1740mmで、アルファードよりひと回り以上大きなサイズ。超大型サイズゆえ、日本での運転は苦労するシーンもあるだろうが、アルファードより広い室内空間だから、乗っている人は快適このうえない!
日本で、こういうモデルに「さらっと乗れたらクール」。そう思えるミニバンだ。
●現行型トヨタ シエナ 主要諸元(北米モデル)※公開されている情報を掲載
・全長:5170mm
・全幅:1990mm
・全高:1740mm
・ホイールベース:3060mm
・車重:1960kg
・パワートレーン:直4、2.5L+モーター
・システム出力/最大トルク:245ps/34.3kgm
・駆動方式:FF/4WD

















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