新車販売台数ランキングのトップ10常連になっているのが、ノア・ヴォクシーとアルファード。購入費用が400万円を超えるミドル・ラージサイズのミニバンが、ここまで売れ続けるのは本当に凄い。ただ、アルファードは高すぎるし、ノア・ヴォクシーではちょっと装備が物足りないなんて思っている人も結構いるのでは。そんなあなたに、アルファード並みの装備ながら新車のノア・ヴォクシーよりもリーズナブルに購入できる、超魅力的なクルマを紹介していきたい。
文:佐々木 亘/画像:トヨタ
【画像ギャラリー】3代目も最後まで天才タマゴだった!? エスティマは初代から中古でも大活躍できる完成度の高さだったよな(14枚)画像ギャラリー中古のエスティマには魅力がたくさんある
ミニバンをお探しのあなたへ1つ提案をしたいのが、中古のエスティマという選択肢。購入対象は3代目の最終型である。
2019年10月に生産終了し、2020年3月末で販売終了となったエスティマは、2016年6月に最終マイナーチェンジを行った。狙うべきはこのMC後のモデルである。フロントデザインが一新されており、中古車展示場でも見分けは付けやすい。
タマゴのような流線形のボディは美しく、乗用車ライクな運転席でドライビングも快適だ。サードシートの格納方法はノアヴォクやアルヴェルのように跳ね上げ式ではなく床下格納となり、ラゲッジがすっきりと使えるのもエスティマの大きな魅力。バックドアがBOX型ミニバンよりも小さく、狭いところでも開け閉めがしやすいのもいいところ。
コンパクトカーやセダン・ステーションワゴンなどからミニバンに乗り換えた際に、運転フィールや使い勝手の面で違和感が出ることが少なからずあるのだが、エスティマはこうした違和感が少ないミニバンに仕上がっている。
エスティマは、初めての7人乗りミニバンに乗るという人に特におすすめしたいクルマ。5~7年落ちを買える今が、エスティマの買い時だ。
あれもこれも標準装備っていうのがエスティマの凄さ
パワートレーンは2種類、2.4Lのハイブリッドと、2.4Lの純ガソリンエンジンから選ぶこととなる。ここは好みに合わせて選べばいいが、アウトドアユースが多い人にはAC100V/1500Wのアクセサリーコンセントが全グレード標準装備となるハイブリッドがおススメ。
さらにエスティマの装備充実度はものすごい。両側パワースライドドアはグレードを問わず標準装備だし、2列目シートのオットマンも全グレード標準装備だ。とりあえず、ミニバンにあってほしい2大装備が、全グレードに備わっている。
さらにサードシートが床下格納のため、セカンドシートは最大800mmの超ロングスライド。後ろへ下げても頭の横にサードシートが来ることはないため、開放的にゆったりとくつろぐことができるのだ。
ノア・ヴォクシーだとオプション装備になったり、アルヴェルの廉価グレードには付いていなかったりする装備が、全車に揃うのがエスティマの魅力。グレードによって「あれがついていないのでは?」と心配しなくていいから、中古車選びもしやすいぞ。
おススメグレードはプレミアムGかスマート
2列目以降の空間を大切にしたいミニバンだからこそ、後席の空調は大切。そこで、エスティマを購入する際には、リアオートエアコンがついているアエラスプレミアムGグレードか、アエラススマートグレードをおすすめしたい。
最上級のプレミアムGになると、フロントにパフォーマンスダンパーが入り走行安定性と乗り心地が大幅アップし、バックドアも電動となるから言うことなし。予算的には250~300万円が迫ってくるが、それでも新車のノア・ヴォクシーやアルファード・ヴェルファイアよりも、かなりお手頃に購入できる。
エスティマなら価格以上の満足が手に入るはず。ミニバン買うなら、最終型のエスティマで決まりだ。

















コメント
コメントの使い方最近買っちゃいました!来月納車です!
8人乗り仕様のセカンドシートにはオットマン付きませんが…😭イジり甲斐もありそうだし乗るのが凄く楽しみです!